2018年ぶらぶらフォト日記


 

12月31日(月)

この日記は今年24回の更新、ということは月に2回ということか、来年はもう少し多く更新できるように頑張ろう。

今年も竣工写真と自分の写真と警備と、無理なくできたんじゃないかと思う。 竣工写真ではいろいろなところに行けたし、自分の写真は甲山にはあまり行けなかったけど尼崎の現場写真はいい感じで進んでいる。バイトの警備は交通誘導2級ゲット、でも取ったとたんにあまり行けなくなった。まあそれはそれでいいんだけどね。

今年はフェイスブックに20年前の「尼崎の方」とインスタグラムにBOXと近くの山の道のアップを続けている。今まで撮った写真をもう一度さらしてみるのも意味のないことではないだろう。 たとえ自分が一生懸命撮った写真が一瞬で世の写真の波に流されようとも、何も生まれないとしても・・・
ま、何も生まれないって言っても自分の内面的な向上の肥やしにはなってるんだとは思うけどね。

今年最後の写真は甲山森林公園のイイギリの実。 みなさま、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。












 
 
12月25日(火)

最近は前に撮った古い写真を見直している。 何日も何日もかけて、何本も何本も撮った写真がカスカスのはずはない・・・ だろう。 

何で撮るか、何を撮るか、どう撮るか、なぜ撮るか、そして今は誰が撮るか、というところまで来た。が、また次はどんなカメラで撮ろうかなんて考えてる私がいる・・・ 戻ってるし~あちゃ~


今日は不機嫌な顔をしたペケ。












 
 
12月22日(土)

建物引き渡し検査の日に竣工写真、建物内のスピーカーからはBGMに竹内まりや。 なつかし~ しばしあの頃の思い出がよみがえって「は~」 ってなる。 検査員の人たちも僕と同世代のような人が多かったが、それぞれ色々と思い出して「は~」 ってゆるむんだろう・・・ いい作戦だ~

今日の写真は夙川河口付近から甲山。





 
 
12月5日(水)

もう12月、なんか色々とやることがあり今年もカレンダーは製作できそうにもない。 計画的にやればいいんだろうが、これがなかなかできないな~ 年賀状は何とかしなければ・・・

フェイスブックにアップしている尼崎の方の写真、1枚1枚の写真の中に、撮っている自分が見えてくる。












 
 
 
11月22日(木)

ほぼ直感的にやっている。 コンセプトなんてものは後付けだ。












 
 
11月6日(火)

ラグビー日本対オールブラックス戦を見る。
 
確かに日本は強くなったし、いつかはオールブラックスに追いついて勝てるかもしれない、なんて希望も持てるところまで来ているんだろう。 

でも見ていて感じたのは、子供のころにどれだけ原っぱで楕円のボールを追っかけたか、みたいなところにあるような気がする・・・ この差はかなり大きいね。

ま、来年はワールドカップ、前回は南アフリカにも勝った。 また泣かしてくれよ~ がんばれニッポン!

今日の写真は串本の海。











 
 
10月14日(日)

簡単な言葉だけど 一生懸命撮ること この一言でいいと思う。 そりゃ~へとへとだけどよ。












 
 
9月14日(金)

真面目、職人、ほがらか、作品が大きい、手の感触・・・ 京都で開催中の東山魁夷展で感じたこと。 晩年あたりの作品の前では足が止まる。 絶筆といわれる夕星のあの光る星を書き込んだ時、画家は永遠を感じたんだと何故か思った。 あの絵ほしいな~












 
 
8月22日(水)

そりゃ~色々あるのはよくわかるけど、朝起きてコーヒー飲んで仕事場に行き、自分の仕事を静かにこなす。 そんな静かな仕事があるって、かなり幸福に近いんだろうな。

躯体がほぼ上がって、下の階からどんどん仕上げ工事が始まって、外壁にもタイルが貼られてきた尼崎の現場からの帰りに思ったこと。 そりゃ~暑いけどよ。

今日の写真は5年ほど前のメモあり写真。












 

8月19日(日)

何に反応して撮ったかみたいなものもまあ必要なんだろうけど、その写真家がどういう状況で撮っていたかということが重要だ。

デジカメで、その辺の気になったものをパパパと撮って、パソコンでちょこちょこっと調整してプリンターで出した写真、写真の仕事のために撮りためていく写真、実生活と引き換えにさまよいながら撮った写真。 

実生活があって写真があるのは当然なんだけど、実生活を少しも犠牲にしない写真は、つまらないものだ。 有名になった写真家の写真がつまらなくなってしまうのはそこのところにあるんじゃないか。写真と同様に過去が大切な人になるんだろう・・・ スコシスズシクナッテキタ。












 
 
8月7日(火)

十三(ジューソー)駅の夜空に花火が上がって連絡通路は窓からスマホで花火を撮影する人で込み合い時々ズド~ンと腹に響く打ち上げ音が聞こえる。 8月4日、再撮の帰り・・・ 花火は若いうちに撮ったほうがいいと思う。












 
 
8月4日(土)

フェイスブックに1999年~2001ぐらいに撮った尼崎の方の写真をアップしてみる。 写真を見返しながら、もうこんな写真は撮れんな~ としみじみ思う。 中平さんが恐れたイメージに少しやられながらも、見たものをまっすぐに撮る・・・ あの夏も暑かった。












 
 
7月27日(金)

奈義町現代美術館でやった「ツクノノウチッパナシ」のデータを久しぶりに見る。 
この時の制作はまるで鶴の恩返しみたいで、自分の羽根をブチッ、ブチッとむしりながら、エストモさんと二人、心身ともにくたくたになって仕上げた思い出がある。 誰が何を言おうとも、へへ~と平気でへらへら笑っていれるそんな作品になった。 この時のパワーはまだ自分にあるか、まだ何点かこんな作品が作れるんか、まだいけるとは思うが、そんなに時間はないじゃろう・・・ タテモノフウケイ、シャシンハツタワルトオモウ。 












 
 
7月10日(火)

先日の大雨の災害、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 

岡山、広島で大きな被害が出た今回の大雨、たぶん僕が知ってる人や、お世話になった人も何人かは被災されているだろうと思いながらニュースを見ていた。早期の復興を祈るばかりだ。

ネットで尾仲さんと瀬戸さんの対話を見た。 副業やコマーシャルなしで、自分の写真だけで食べてる人の、写真を売るための行為・・・ 少し考えさせられるものがあった。

今日の写真は奈良の竜田川あたり。












 
 
 
6月23日(土)

写真の目立つノイズを処理しながら森山さんの写真を想う・・・ ノイズはパンチである。

今日の写真は西宮満池谷あたり。












 
 
6月16日(土)

わからない

最近、色々なことがわからなくなってきた。 と言ってもボケてきたわけではないのだが、これはこうでこれはこうなんだと、なかなか言い切れなくなってきたということ。


私は建築写真のカメラマンを生業としていて、建築以外は撮らないので暇な時も多く、そんな時には路上の警備員のバイトをして小銭を稼いでもいる。 数億円の豪邸を建てる施主も見るし、日当数千円の警備員も見る。

確かに、たくさんお金を稼いで大きな家を建てて、大きな車に乗って羽振りよくやるのもいいもんだろうが、夕方5時に後に引きずらない仕事を終えて、ひと風呂浴びて、一杯ク~ッとやって、また明日という生活もなかなか捨てたものでもない。

お金の苦労も額が多いか少ないかの違いはあるが、みんな少しずつ足りないというところでは同じのような気もするし、収入の差はすごくあっても、仕事の達成感というものはそれほどの差はないと思う。

高級なカメラと、多くのレンズを持ち込んで撮影するカメラマンを見ると、すごくいい写真が撮れそうな感じがして羨ましく思う時もあるが、使いこなした古いカメラとレンズ1本で撮っているカメラマンを見ると潔くてカッコイイとも思う。

路上で警備をしていると、たいがいイチャモンをつけてくるのはチョットだけいい車に乗った60代から70代ぐらいのキチンとしたおじさんで、黄色い髪してタトゥーなんか入れてる若者なんかは案外言うことをちゃんと聞いてくれる。

人当たりのいい、優しい所長の現場は案外修羅場で、融通の効かない細かく口うるさい所長の現場は意外とゆったりしてて仕事もやりやすかったりする。

あなたに全て任すよ、自由に撮ってよと言われる自由な撮影より、ここからこのアングルでとイチイチ細かく撮影指示を出される自由の効かない撮影の方が気分も体も楽だ。

こんな感じで、いいと思っても悪く、悪いと思ってもいいということが、この頃増えてきてきたのだ。以前は絶対こっちだ!なんて思っていたのに。でもこんなふうに思うのは別に嫌な気分なわけでもなく、まあこれを「丸くなった」と言うのかもしれない。いいことなんだろう、きっと。



4年前に母校のアカンサスという通信に書いた原稿、なかなか悪くない。 

今日の写真は滋賀県、石部駅あたり。













 

6月6日(水)

 久々ぶらぶら、二刀流大谷活躍、交通誘導2級、猫舟美術館、レタッチ、串本温泉、イトマン自転車重い、みおさん親子、Kくんの熊本展、日大アメフト悪質タックル、枚方公園駅、キュアラなかなか、ナニウメ30回目、Kちゃんからの請求書、建築と骨箱、明石大橋車両炎上、おむつとニンジン・・・ しゃべらないことには知識がいる。












 
 
 
4月15日(日)

津山で岸本泰三さんに頼んで妹島さんの有元歯科医院を見に連れて行ってもらった。 見た途端に思わず「スゲ」と言ってしまった。 金沢の美術館よりもこっちのほうがだいぶ好きかも。 妹島さんがどんな人なのかわからんけど、この建物を見るとなんかわかるような気がした・・・ そんな建物だ。












 
 
4月5日(木)

津山での撮影、先輩の熱い建築の話を聞き、後輩のなんともいえない絶妙な人との接し方を見、いつ行っても優しく心配そうな感じで僕を見ていてくれるラグビー部の先輩と話し、手料理で迎えてくれる実家があり・・・ 不義理ばっかりのこの僕に故郷はいつも優しい。












 
 
3月22日(木)

写真を見た途端に進化したな~と感じた。 写っているものは以前とあまり変わってはいない、写真術から写真道へ、そんな進化だ。 こんな写真はある日突然、涙がでるぐらい美しい写真に変わるんだろう。 昨日、Fさんの展示を見てそう思った。












 
 
3月17日(土)


ひと声かけて撮らしてもらった写真は、なんかが抜けてしまう。












 
 
3月3日(土)

今日の写真は京田辺の白菜。 夕日に透けたその薄緑色の葉がなんともいえん美しかった。 最近、チョット春を感じる。












 
 
2月21日(水)

ピョンチャンオリンピッは日本選手の活躍で盛り上がっている。 中でもスピードスケート500メートルの小平奈緒、2着に敗れた韓国イ・サンファを抱き寄せるシーンは感動した。 「自分が選んだ道だから、失敗も成功だと思うってふうに思った時に、自分が行動に移すことそのものが正しい人生の道なのかなって・・・」 と、ある番組で言っていた小平、いい言葉だと思った。









 

2月2日(金)

もう1月が過ぎてしまった。 なかなかなにも進まないように思うけど、なんかが少しずつ進んでいるんだろう。












 
 
1月8日(月)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

年末年始は静かに、初詣はいつも通り廣田神社へ。今年も竣工写真と甲山と尼崎の現場とバイトの日々、竣工写真はいつも通り、甲山については、かなりの量になってきたので一度まとめたいと思うがどうなることか。 尼崎の現場は年内の竣工なので撮影の方は今年中にキリがつくだろう。 今年一年また写真の日々、ありがたいことです。

年明けに中平さんの なぜ、植物図鑑か を久々に読む。 読むたびに思いは変わるけど、今回は中平さんの若き情熱を感じる。

今日の写真は西宮、新川。