2019年ぶらぶらフォト日記



 

2019年12月31日(火)

今年も今日で終わり、1年間ありがとうございました。 また来年もよろしくお願いいたします。

まだまだまとめきれない写真も多いけど来年は少しずつ仕上げていきたいと思う。 スピードは遅いが着実にできているような感じがしているし、いいもんになりそうな予感もあるが、どうでしょう。

竣工写真は来年もフイルム、シノゴとブローニで撮っていこう。 来春にはいつもの現像所がフイルム現像をやめるとのこと、なかなかフイルムには厳しい時代だけどしょうがないね、一生懸命やるだけです。

今年最後の写真は阪急西宮北口の朝焼け、 よいお年をお迎えください。












 
 
 
12月29日(日)

16年前の春、うちの前の道を走って来た二人の小学生が「あっちの公園の段ボールの中に猫がいるんでよろしくお願いしま~す」と走りながら叫びながら僕らの前を走り去った。公園に行ってみると段ボールの中に二匹の子猫がいて、エストモさんがゴロがいいかなんかでペケとポンと名前を付けた。あれから16年、この夏ポンが死んだ。

人やペットが死んだ悲しさで死を感じ、死は生まれる前のような状態のもので、全身麻酔から覚めないような感覚なのかなとふと思う。 もう一度生きたいというより、もう一度会いたいという気持ちの方が今は強いんかな。

今日の写真はペケとポン、左側のペケは来年17歳、人だったら花の女子高生、かわいいだろうな~












 

12月27日(金)

撮影先で人と話しながら自分の気持ちを確認する。 フイルムにはこだわりがある、蛇腹カメラはかっこいいと思っている、フイルムから作ったデータはいいと思っている、デジタルカメラのデータは綺麗だと思っている、デジタルカメラの夜景は肉眼では見えない暗闇も写せると思っている、シノゴはなんとか続けたいと思っている、作家やデザイナーがこだわりをやめたら何で勝負するのかと思っている、フイルムは手間がかかるわ~と思っている・・・ 2019年12月27日現在。

今日の写真は西宮越水町東交差点あたり。













 
 

12月14日(土)

将来のことを想えばいろいろと不安になるけど、今は永遠をたくさん刻んでおこう。 満池谷の墓地の夕暮れの街灯が輝いて、ブルーハーツのTOO MUCH PAINが聞きたくなった。












 
 

12月7日(土)

今日、感動した。 アフガニスタンで銃撃され亡くなった中村医師の娘さんの言葉に。

「こんなにアフガニスタンの皆様に好意を寄せて頂き、

父も喜んでいると思います。どうもお世話になりました」

10秒ぐらいのこの言葉に僕は感動した。 親の背中を見て育ったんだと思った。 

心よりご冥福をお祈りいたします。


今日の写真は室生寺の空。












 

11月26日(火)

「写真は言葉に従い、言葉は写真に従わない」 

ついついしゃべりすぎる。 

言葉で表せないもの、言葉で説明しようとすればするほど真実は逃げて行ってしまう。 

それほど写真は簡単に撮れてしまい、黙っているほうがよっぽど難しい。












 
 
 
11月20日(水)

先日、大阪難波のギャラリーオソブランコに小川雅章さんのOSAKA LONESOME ROAD を見に行った。
フェイスブックで小吹隆文さんが紹介されていたのを見て、なんかいいなと思いエストモさんと二人で出かけた。

十数年前によく行って写真を撮っていた大阪の港の方の風景に作者が飼っていたテツという犬を書き込んだ絵で、30点ほど展示してあったが、かなりの数の作品が売約済みだった。人気なのがわかる気がした。

それが写真だと言われたら何も言えないけど、写真に足りないのは手の感触だと思う。

今日の写真は2019年春、名張。












 
 
11月14日(木)


僕は街を見ていたのか?

いや街なんか見ていない、僕は写真を撮っていたんだ。 見ていたのは街じゃなくて僕の構図だ。

この構図が見えだすと、どんなところでも写真が撮れる。

でも家に帰って見てみると、なんてことない街の風景が写っていて僕は「は~」とため息をつく。

また街に出たら、そこら中に構図が見えて撮らずにはいられなくなる。

家に帰って見返し、また「は~」となる。

たまに「ええやん」と思える写真が撮れていることもある。

そのええやんと思った写真も徐々に色あせていき、また「は~」となる。

僕には「ええやん」の価値が見いだせない。

それでもそんなことを何年も何年も繰り返していくと、没にした莫大な写真の重みの圧力に押しつぶされて

底の方にあるそれが、ある日突然キラッと光りだす。

その光は目に見えないが、本当に美しい光だ。

でもその光を見つけるのは僕じゃなくて誰か他の人なんだ。


昨日、久しぶりに行った甲山で写真のことを想っていた。


今日の写真は2019年西宮、R43戎前交差点。












 
 
11月5日(火)

ラグビーワールドカップ日本大会は南アフリカの優勝、1か月半本当に楽しませてもらいました。

日本中が盛り上がったみたいでほんとうによかったし、これからのラグビー界もいい方向に進んでいけばいいなと思うし、トップリーグも応援せんといかんなと思う。 

だけど外国からの甘い言葉に誘われたり、調子に乗ってお金に走ると、まだまだ弱い日本の選手やラグビー協会はすぐに潰されてしまうと思うので無理はしないよう、プロ化の話も出ているようだが、ここは冷静に、慎重に日本のラグビーの未来を考えてほしい。 僕なんかは4年に1回のワールドカップだけを目標にして今まで通りのノンプロっぽい日本ラグビーを進めていけばいいと思うのだが・・・ 

今日の写真は2019年西宮生瀬あたり。












 

10月17日(木)

芸術とは?と話したことがあった。 ①役に立たない。 ②何かを表現しようとしているもの。 ③孤立していること。 その時エストモさんと話した内容をメモっておいたので忘れなくてよかった。

奈良で見た鬼海さんのポートレートは、写真の記録性ということで①には該当しないのだろうが、写真から香るものはかなりのものがあった。 鬼海さんの展示の前に入江さんの仏像の写真が展示してあり、その仏像写真を見てから鬼海さんの写真を見るような配置になっており、それもまた美術と芸術の違いを考える上でいい効果になっていたと思う。

鬼海さんが撮ったこの正方形のポートレート写真は今後どんどん価値が上がっていくのだろう。 でもその価値っていったい何なんだ? と考えると僕の思考はまた振出しに戻ってしまう。

今日の写真は2004年、神戸市舞子あたり。












 
 
 
10月20日(日)

ラグビー日本、残念ながら終戦、よく頑張りました。 そして感動をありがとうございました。

やはり南アフリカは強かったな~ モールで押し込まれたのが一番効いた。 スクラムも何とか頑張っていたけど後半は少しやられた。 世界トップクラスとはまだまだ差があるみたいだけど、前を向いて頑張ってほしいもんだ。
来年になったらトップリーグ見に行くかな、ラグビーを応援しよう。

今日の写真は2019年、西宮市役所前あたり。












 
 
10月15日(火)

スコットランドとの激闘を制して4連勝でベストエイト、決勝トーナメント進出を決めた。 すごいの一言、こんなラグビーを続けていけばファンは自然と増えてくるし、ますます日本ラグビーのレベルは上がっていくだろう。

しかし次の南アフリカ戦はきついな~ アイルランド、スコットランドは強敵だけど何とか勝ち目はあると思っていたので勝てる勝てると書いたのだが・・・ 9月のテストマッチよりは接戦になると思うが、勝ち切るイメージがしない・・・ スクラムは5分で組めるし、モール、ラックでも5分で渡り合える。でも何かが足りない・・・ 何かが・・・ 

というか、南アフリカが強いということだけのことかもしれんね。 予選見ていて1番はやっぱりニュージーランド、2番目は南アフリカじゃないかと思う。 それほど今回の南アフリカは強そうだ。

でもまあ勝負は時の運、4年前の奇跡のようなことも起こるかもしれないので一生懸命応援しよう、がんばれニッポン! それにしてもスコットランド戦の終わり20分はしびれたな~ 

今日の写真は2019年、大阪難波あたり。












 

10月9日(水)

ラグビーワールドカップが盛り上がっている。 次の日曜日がベスト8をかけたスコットランドとの大一番、激しい試合になると思うが、なんとか決勝トーナメントに行ってほしいもんだ。 僕的には、接戦でもフォワード有利な日本がスコットランドに勝つと確信しているのだが・・・ がんばれニッポン!

今日の写真は前の公園のポン、2歳ぐらいかな。 ポンちゃん、こちらではペケが寂しそうにしとるで。












 
 
 
10月5日(土)

Fさんから新しいサイトに毎日撮っている写真をセレクトして月ごとにアップしているとメールが届いた。 

Fさんの写真は2006年に尾仲さんのワークショップで知り合って以来、たびたび見ているし、日々アップしているウェブサイトもちょこちょこ覗いているのでかなり長い間見ている。 

Fさんの撮るのは街のスナップ写真、毎日毎日のスナップ写真だ。その量は半端ではない。それでも見ていてなぜか飽きることなく見えてしまうのは、Fさんの写真は何か純粋なものを感じさせてくれてくれるからだ。

誰からも求められているわけでもないのに、自分を信じてコツコツと仕事を続けていくことがどれほど大変なことか、日々の生活の煩わしさも当然ある中で何年も何年も倦まず弛まず。 こういうのが作家の仕事なんだろう。

Fさんの写真を見ていると写真の価値って何なのかと考えさせられる。 これからFさんの写真が街が、どうなっていくのか楽しみに見続けていきたい。

Fさんのサイト https://note.mu/jeyzoloft69   

今日の写真は2019年、大阪九条あたり。












 
 
9月28日(土)

日本がアイルランドに19対12で勝利、いや~すごくいい試合でした。 僕的にはMVPはプロップ具智元、なんと言ってもスクラムが素晴らしかった。 この調子でベスト8、いやその上まで、がんばれニッポン!

今日の写真は西宮砲台北側。










 
 
9月8日(日)

ラグビーワールドカップ2019日本大会がもうすぐ始まる。 先日は南アフリカとのテストマッチがあり、41-7のまーまーの点差で日本は負けたが、僕は全然心配していないし、決して簡単ではないが日本が予選を勝ち上がってベスト8入りするのを確信した。

なんと言ってもフォワードが南アフリカと五分五分の戦いを見せていたのが大きい。 スクラムも決して負けてはいなかったし、モールでもいい戦いをしていた。 ラグビーはフォワードで決まるんです。 というか、フォワードが勝てばたとえ試合に負けてもラグビーの勝負には勝ったということを僕は声を大にして言いたいんです。 僕自身がフォワードだったのでフォワードびいきにはなりますが・・・

点数の開きはちょっとしたバックスのミスと運の悪さが重なっただけで心配することはなく、開幕までに修正は十分可能、ただウイングの福岡選手の負傷が心配で大会までに何とかなりますようにと祈るしかない。

ポイントは世界ランク2位のアイルランド戦、ここで日本がどんな戦いをするかでこのワールドカップが決まると思う。何とか運を味方につけていい試合、泣けるプレーを見せてほしい。 がんばれフォワード、がんばれニッポン!


今日の写真はこの夏、墓掃除に帰った時の実家の裏の風景。 この景色を見ながら3年間ラグビーの練習に、いや高校に通った。山の上の鉄塔は無かった・・・ もう40年前の話だ。












 

8月24日(土)

「写真は言葉に従い 言葉は写真に従わない」  この前ふと思いついたこのフレーズが頭から離れない。

撮影と思索を続けよう。


今日の写真は2004年夏、垂水あたり。
















 
 
 
8月23日(金)

先日炎天下での撮影、持って行った冷えピタは汗ではがれて役に立たず、施主さんからいただいた保冷剤を首と後頭部に巻き付け何とかしのぐ。 協力いただいた方々に心より感謝、ありがとうございました。

数年前に亡くなられた先輩カメラマンの死因が熱中症と聞いた時、にわかには信じれなかったが最近のこの異常な暑さにマジで「危険」を感じる。 夏場の撮影は十分な暑さ対策が必要だ。

今日の写真は西宮奥畑あたり。












 
 
8月6日(火)

梅雨明けに咲いた 今年のサルスベリはとても綺麗で 

エストモさんがポンの段ボールの中に その二枝を そっと置いてくれた 

今朝 ポンが死んだ














 
 
8月1日(木)

コツコツと尼崎のデータ作り。
写真の場合、セレクトの問題は誰にもあるわけで、こうしてみると「選択は創造である」という言葉はかなり真実に近い感じがしてきて、絞り込めば絞り込むほど写真家の何が何してくるわけだな。

今日の写真は2000年夏、西宮の甲子園浜あたり。 
このころは暑いの平気だったんだろうか? がんばれ少年! がんばろう私!












 
 
7月26日(金)

百日紅の花が咲いて梅雨明け、暑~い。 ここのところしばらく、尼崎の現場の写真をまとめている。 かなりのところまで絞れてきた感じがするが、まだまだそぎ落とさなければならないのだろう。 撮影2年4か月、撮りためた写真の数はマーマー多く、完成はまだまだ遠そうだ。












 

7月4日(木)

「どうして君が内で僕が外なんだ」 この世のどうしようもないことを一言も言わずにジミーは死んだ。 僕は、彼の死を悲しんで、死ということを少し感じる。












 
 

6月29日(土)

ベッドに横になって、暮れていく空を見ながらマーラーのアダージェット、スマホの画面に映し出された青い黄昏時のベニスのそこには、確かに行ったことがある・・・ 死について少し考えた。












 
 

6月16日(日)

まず志を確認しよう。 なぜ撮るのか、なぜ生きるのか、そのことは全て志のためであるのか。

このことだけを心に思っていけばやれる、きっとやれる。


レタッチするパソコンの前でふと思ったこと。 すべては志のために・・・ もう6月も半分すんだ。












 
 

5月9日(木)

10連休の1日、土門さんが通った室生寺に行った。 新緑とシャクナゲ、その中にある伽藍とその中にある仏像、何十年も通った土門さんの気持ちがわかるような気がした。

この鎧坂に雪が降った時、ここにジナーを構えて車椅子の土門さんは泣いたんだ。 そう思いながら古寺巡礼の写真を見ると、こちらまでジ~ンとなる。 写真の評価はまさにここだ。












 
 
 
5月1日(水)

元号が平成から令和へ。
年越しみたいな感じになって日本中が盛り上がってる。 昨日の平成天皇の最後のお言葉をテレビで見ていて、お疲れ様でしたと感謝の気持ちが自然とこみあげてきて感動するものがあった。 明治天皇が崩御された時に乃木さんが殉死された気持ち、なんかわかるような気がした。 平和な時代であってほしい。












 
 
4月24日(水)

竣工写真とデータ処理、今年は花見もやらなかった。

シワ寄せってなににでもあるわけで、それはそれでしょうがない。
 
以前は時間があればすぐにぶらぶら写真のためのぶらぶらに出かけていたが、この頃ぶらぶらしたいと思わなくなったのは、竣工写真の撮影や、データ作りが忙しいからではなくて、以前僕の中にあった「撮らずにはいられない」というなにものかがどっかに行ってしまったからだろう。 あれだけ好きだったカブト虫を捕りに行かなくなったみたいに。

成長か老化か、いやいや自然のことなんだろう・・・ 大事なことはお金じゃないところから始まる。

今日の写真はいつも来ているジミー、冬が越せたね。












 
 
4月9日(火)

来月から元号が令和になる。 昭和から平成に変わった時、僕はまだサラリーマンで、その前年に父が亡くなり、津山のホテルの現場にいた。 会社から半旗にしろと指示があり、副所長のIさんが旗を上下さかさまにして掲げ、みんなで「それちょっと違うんじゃないん」みたいなことで、大笑いしたのをよく覚えている。たしか雪が降ってたんじゃないかな。

僕の人生では昭和より平成の方が長くなり、僕的には変化に富んで、面白い思い出ばかりだった平成が終わるのがなんだか名残惜しい気がするが、令和もいい時代であるように願うばかりだ。












 

3月30日(土)

地元で岸本泰三さんの仕事の竣工写真。 晩めしを食べに連れて行ってもらう途中に勝間田の街中を歩く。 40年以上も前、小学生だったり中学生だったりした頃の自分を思い出せる。 あの頃の僕が今の僕を見たらなんと言うだろう。 わからんな~   前の公園の桜が開花、また1年が過ぎた。

今日の写真は西宮神祇官町あたり。












 
 

3月19日(火)

 ・・・ひと月ほっつき歩いて写したフイルムは、狭い流しで現像し窓辺にずらりと吊るし干し、そのときだけは、路上カメラマンの仕事場らしくなった。 こまごまとした写真に関する作業のすべては、ベッドの毛布の上に置いた全紙大のベニヤパネルの上で、それが僕のオフィスだった。 プリントは冷蔵庫の上に置いたパネルに引き伸し機を乗せて、ベット全体にビニールシートをかぶせ、四ッ切バットを二つ並べて、夜を待って引き伸ばした。 たしかに情けない風景ではあったが、それでもプリントはきちんと焼けるし、月イチの暗室作業は愉しかった。 毎号二十枚前後のイメージを伸ばし、梁に渡したビニールひもからプリントをぶら下げて、見上げて眠る夜更け時は、ほんの少々仕合わせだった・・・

森山さんの45歳の時。 コヨーテのエッセイ 「西池袋 野犬のはしり」のここの部分が僕は大すきだ。












 
 
 
3月14日(木)

尼崎の現場が無事完成した。 2年と3ヵ月、皆様お疲れ様でした。 

解体から竣工までを撮影したネガを全部見た。 これをどう仕上げるか、京都みたいにず~っと寝かせて置くというのも一つの手だが、今回は何か形にしたいと思っている。 現場のおじさんが晩酌のお供にできるようなものになればいいんだけどな。

今日の写真は西宮五月が丘あたり。












 

 3月8日(金)

花粉はすごく、健康診断の数値もすごく、でも感動はあまりなく、ひと月書けんかった。 今の僕に必要なのは中性脂肪を下げる健康食品なんかじゃなくて、感動だ。

今日の写真は武庫川河川敷。










 

2月10日(日)

だから、どんな写真を撮っているのかじゃなくて、どんな奴が撮っているのか、なんだと思う。 そうなった時にその写真家が使っているカメラはデジタルじゃなくてフイルムであってほしいな~って思う・・・ ボクハネ。

今日の写真は生瀬あたり。












 
 
 
1月31日(木)

スナップ写真というジャンルがある。 発想が面白いとか、構図がいいとか、絶妙なタイミングとか、人物にどれだけ迫っているか、なんていうのはうわべだけの評価で、スナップ写真の本当の評価は、その写真家がどう生きながら撮ったかというもので、ちょっとやそっとじゃあどうにもならないものがあるんです。 写真家は何と引き換えにこの写真を撮ったのか、そこんとこだと思います。

今日の写真は西九条あたり。












 

1月29日(火)

フェイスブックにアップしていた2000年~2002年ぐらいに撮った「尼崎の方」のアップを終了、自分の撮った写真を見直すのはなかなかいいこと、まだまだ撮りっぱなしの写真がたくさんあるのでまたフェイスブックでやろう。

 僕はあの頃、尼崎の方を撮ったんじゃなくて尼崎の方で写真を撮っていただけなんだろう。 まあでも、スナップってそんなもんかもしれないな。 今日は健康診断に行ってきた。












 
 
 
1月27日(日)

レタッチ作業が続くと運動不足、西宮北口の方へぶらぶらと歩く。 T2はなかなかよく写る。 横から光が入るとリング状のフレアが入る。 絞り込むととてもシャープ。 ちょっと重い。












 
 
1月26日(土)

エリック・ホッファーの「波止場日記」が書かれたのが、ちょうど僕の今の年齢ぐらいで、読んでいてなかなか興味深い。 沖仲士と思索、とても絵になりそうな感じだけど、結構きつかったと思うな~ 

1959年1月24日
派遣されなかったので雨が降り出さないうちに急いで部屋に戻ってきた。今は午前九時、机に向い、おだやかな雨が窓の外の世界を洗い流しているのを見つめている。・・・・

この幸福感は日雇いの仕事をしたことのない人にはわからんだろうな。

労働と思索、いいね。












 
 
1月11日(金)

テレビで山岳写真家田淵行男、「一発で決める」いい響きだった・・・ カッコイイ。

今日の写真は尼崎。













1月8日(火)

この赤い実の名前はなんと言うんだろう? 考え出すと見ることは終わっってしまう。 ただボーッと見るということは、体にとてもいいと思う・・・ チコちゃんには叱られそうだが。

今日の写真は昨日の甲山あたり。












 
 
1月7日(月)

4日ぐらいからぼちぼちとレタッチ作業を開始、今日は久々甲山。 正月休み明けの月曜日、さすがに誰にも会わなかった。 きりっと冷えた冬の空に、きれいな白い雲が流れていく。

ベタ焼きを見たら甲山あたりを撮りだしたのが2008年の9月。はやもう10年、同じところを何度も撮るのはやっぱり飽きてる感は否めない。でも、これはなんというか、近くの山の道なんで・・・ フシャノシャ、あるかな。











 
 
1月4日(金)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今年はどんな写真が撮れるか、どんな考えが浮かんでくるのか。

正月2日は昼からテレビで大学ラグビー観戦、2試合ともいい試合だったので最後まで観る。今年はラグビーワールドカップ日本開催、盛り上がるだろう。

今日の写真は芦屋の松。最近はT2で撮ってネガスキャン、しばらく続けてみよう。