2006年のぶらぶらフォト日記


3月29日(水)

昨日、今日と京都で撮影。天気は荒れ模様で、昨日なんかは雷が鳴って土砂降りの雨。それにしても最近の天気予報はよく当るが、何か新兵器が登場したのだろうか、それとも春の天気は当てやすいのだろうか?

今日の写真は貿易センタービルと神戸関電ビル。








3月27日(月)

今日は朝から溜まっている写真整理と、昼から大阪に写真の納品。とても暖かく車の中ではクーラーを効かせたくなるほど。

うちの前の公園では桜が咲いた。しかし天気予報では水曜日ぐらいから寒くなり北部の方では雪まで降るらしい。あすから2、3日京都の現場の撮影だが天気はイマイチの予報でしかも寒いのか、でもこればっかりは考えてもしょうがないからな。

今日の写真は深江浜の白い倉庫。








3月26日(日)

昨日はいい天気で西へ行ったり東へ行ったり、竣工写真は今がピーク。撮影ばかりしていたら写真の整理ができなくて、プリントの仕上りが遅れクレームが付く。ほどほどに自分のペースでできるようになるには、少しの才能と潔さが必要みたいだ。

今日の写真は西宮の朝日新聞阪神支局。半年ぐらい前に旧社屋が取り壊されて、何が建つのかと思っていたら旧社屋に雰囲気がよく似た、いい感じの新社屋が誕生した。

ここは1987年5月赤報隊を名乗る暴漢が侵入、銃を発砲し一人の記者が死亡、一人が重傷を負うという事件が起こった場所だ。事件は時効が成立、今も犯人はこの空の下のどこかで、のおのおと生きているのだろうか。








3月24日(金)

昨日、一昨日と天気が悪く、そのシワ寄せであっちへ行ったり、こっちに行ったり。なかなか思うようには行かない。

今日も朝から天王寺、昼に池田で打ち合わせ、その後東灘で撮影なのだが、どう考えても撮影時間より移動の時間の方が多い、効率悪いな〜

今日の写真は新今宮駅近くの教会、その後ろはフェスティバルゲート。








3月22日(水)

昨日は午前中に撮影が終わり、急いで帰ってWBC観戦。ついに日本が世界一!

色々と勝因はあるだろうが、ほんとに楽しい野球を見させてもらった。ペナントレースもこの調子でいきたいところだが、こんな試合ばかりやってたら選手は身が持たないだろうし、こちらも疲れる。

明日からは選抜高校野球が始まり、週末にはパリーグが、来週にはセリーグが開幕。いよいよ球春到来、今年も野球はおもしろそうだ。デジを持って甲子園でもぶらっとして来るかな。

今日の写真は川西の看板の多い建物。








3月19日(日)

今日はWBCのテレビ観戦。韓国に6対0で完勝、福留のツーランを呼んだ松中のヘッドスライディングが今日のポイントか、まあみんな良く頑張った、上原もサイコーに良かったし今年の巨人は強敵になりそうだ、でもヨカッタ、ヨカッタ。

体調は戻りつつあるが咳だけはなかなか直らない。花粉症での咳だったらこの先、花粉症の季節が終わるまでずっと咳き込むのだろうか・・・外室の時マスクをつけてもいいのだがこれが怪しくて怪しくて、どうしようもないので付けれないでいるのだが、困ったもんだ。

今日の写真は道頓堀の白い○と格子の○のある建物。








3月18日(土)

今日は朝から写真の整理。昨日病院でもらった薬には眠くなる効果があるみたいでボーッとなり、気合が入らない。これは撮影の前に飲むのは無理だ。

今日の写真は神戸港小野浜町の倉庫。








3月17日(金)

まさかまさかの、メキシコ勝利!サボテンパワーで米国粉砕だ〜 良くやったメキシコ、感謝感謝です。

また韓国との対決になるが今度は・・・おっと、あまり吠えないようにしないと幸運が逃げますから、勝負事は吠えた方が負け、これ勝負事の常識。

今日は咳が我慢できずに病院へ行ってきた。今のところ咳止めの薬はあまり効いてるようには思われず、相変わらず咳が続く。今年の花粉症は咳がでるみたいだ。

今日の写真は六甲大橋の橋脚。まあ、めでたい日なので赤ということで。でも、こんなもん見たくないか・・・








3月16日(木)

今日は神戸市西区、西神中央でマンションの撮影。天気は雨だが内部なので問題はないが、鼻水、咳は相変わらずで咳のせいで喉が痛く、声までおかしくなっている。

撮影の合間にエストモより野球の中継メールがどんどん送られてくる。1メール1メールにドキドキしたが、8回に「ピッチャー杉内」というメールが入った時に、こりゃ今日は負けかなという予感がした。

やはり王さんは短気決戦に弱かった。2年連続で日本シリーズに出場できなかったということを考えれば答えは出ていたのか・・・でも誰が監督をやればよかったのか? まあ勝負事の話、負ける時もあれば勝つ時もあるというこか。しょうがないよ日本!

それより何より腹が立つのは、松井と井口と城島!おまえらは金で大和魂を売ったんか!もう大リーグ放送なんか見てやらんワイ!と怒鳴りたくなるのは僕だけじゃないはずだ。

日本野球の名誉をかけて戦っている時に、オープン戦でちんたらやりやがって。松井、それでホンマにえんか? ヤンキースにどんな事を言われて出場を辞退したかは知らんが、日本人は、みんなあなた味方だったのです。ヤンキースで活躍する松井もうれしいが、やはり日本の松井秀基であってほしかったのです。ホントに残念です。

今日の写真は雨の大阪弁天町超高層アパート群。左側のマンションは、たしか日本一高いマンションという事が売りのマンションだったと思うが、その後日本一を奪われたのか、どうなのか、そんな垂れ幕は掛かってなかったような気がした。








3月15日(水)

風邪は治らずゴホン、ゴホンと咳き込みながらの撮影。花粉も多いみたいで、ぜっ不調なのである。でも撮影日に天気が良いので気分は悪くない。

今日の写真は、今日撮影に行った建物のちょうど目の前にある学校。今日は卒業式らしく日の丸が青い空に綺麗になびいていた。普通の学校と違う所と言えば校門の前に群がっている報道陣、総勢50名ぐらいはいたと思う。中継車も2,3台は来ていた。

この学校は2001年、1人の暴漢が侵入し8人の幼い命を奪うというクレージーな事件が起こった大阪教育大学付属池田小学校である。犠牲になった当時2年生だった生徒達の卒業式が行われていて、遺族の何人かも参加していたみたいだ。

遺族は犯人が死刑執行されても、どうしようもなくやりきれない気持ちだろう。昨日もテレビで山口県の凶悪事件の裁判に被告の弁護士が欠席すると言う信じられない事が起こっていたが、被害者やその遺族の気持ちを考えると、死刑廃止論には僕は賛成できない。

自分がもし遺族になった時には、必ず犯人の死刑を望むはずだ。いいよ、更正するまで待ちましょう、なんて言える人がいるのだろうか・・・


夕方、報道陣が帰った後、自転車で通りかかったおばちゃんが手を合わせ、綺麗な夕日がモニュメントを照らしていた。 ご冥福を心より祈ります。








3月14日(火)

昨日今日と香里園のマンション撮影。晴れの時間が短く苦労するがなんとか撮り終えた。今日は昼から外観を撮りに行ったのだが、大阪市内はいい天気だったのに寝屋川市に入ったとたんに曇天、現場に着いたら空は重いグレー色。

しばらく待つがこりゃダメだと思い「もうあきらめて帰ります」と監督さんに告げて車で数キロ帰ったところで空の色が変化して薄い光が差し出した。

急いで引き返すと現場の上はさっきとはぜんぜん違う青空、急いで撮影。30分だけ晴れて、また鉛色の空になり雪まで降り出した。 こういうラッキーがあると、とても気分がいい。しかし帰りに写真の納品のために1時間ちょっと止めた駐車料金が900円は高いんじゃない、オッチャン・・・と気分台無し。

今日の写真は神戸脇浜海岸通の「人と防災未来センター」阪神大震災のセレモニーなどが行われる所だ。しかし、このガラス張りはどのくらいの震度まで耐えれるのだろう?と心配になってくるが、心配無用なんだろうな。








3月12日(日)

花粉症と思っていたら、どうも風邪みたいだ。熱はあるし、頭もいたいし、咳もでる。ふらふらしながらアルバムの制作。明日は朝から撮影なので今夜で治したい。

今日の写真は伊丹空港。紅白の梅の先の滑走路が春霞に霞んでいた。








3月11日(土)

今日は朝早くから天王寺近くで撮影の打ち合わせ、そのあと歩いて花園北、大国町と午前中に3つの現場に行く。最近、打ち合わせの日にかぎって天気がいいので気分が悪い。

それに花粉症は相変わらずで、昨日の夜からは喉まで痛くなってきた。おまけに今宮駅前では「にちゃん、仕事あるで、せえへんか」と目つきの悪い若い兄ちゃんから声をかけられハッとなった。自分ではぜんぜん気付いてはないが、そうとう怪しいかヨレヨレに見えるのだろう。罪と罰のラスコーリニコフを思い出す。

それでも気分を良くしようと難波高島屋でやっている「モーリス・ユトリロ展」に行ってきた。後の方の作品はイマイチだが、やはり白の時代と呼ばれるユトリロ絶頂期の作品には足が止まる。

建物や街並みを捉える構図、建物の雰囲気の出し方などいい参考になる。でもユトリロ調で竣工写真を撮ったら「なんで建物が途中で切れてるの」「道路はもう少し切ったら」「空が白いね、やっぱり空は青でなきゃ」「建物傾いてない」などなど、クレームいっぱいだろう。

だからユトリロ調は当然ぶらぶら写真でと言う事になるのだが、竣工写真でもクレーム覚悟で黙ってやるか・・・いや、誰かやらしてくれないかなあ。

 それと今日、朝一の現場に向う時に5,6人の子供から大人までの集団の後ろを歩いていたら、後ろからロン毛なのにハゲてて、白いジーパンをはいたおじさんが走ってきて、僕の前を行くその5,6人の集団に「90や!90!」と大声で叫んだのだ。

そのとたん、その集団の子供から大人まで急に喜びだし、「わー90か」「おおっ、いいなー」とか言いながら小走りに駅の階段を駆け上がって行った。僕としては90って何?何?何?となり思わず後をつけてみたい衝動に駆られたが、打ち合わせの時間が迫っており断念、その事がまだ気になっている。90っていったい何・・・

今日の写真はあべの近鉄前の交差点から撮ったおもりみたいな建物。








3月10日(金)

昨日はアルバムの制作。朝から家の中でも目が痒く、用事で自転車で出かけた後なんかはくしゃみと目の痒さで仕事にならないほど花粉がすごかった。

知り合いの若い建築家のNさんより独立、開業の知らせが届く。今の志を忘れず頑張ってくださいとファックスを入れた。 そういえば十何年か前、僕が独立開業したのもこんな季節だったが、僕の志は不純だったな〜

今日の写真は明石大橋の見える高校のグランド。僕が写真を撮っているのはこのグランドのすぐ横にできたマンションの上から。マンションにボールとかが飛んでこないようにネットフェンスの工事中。それにしても近すぎん?








3月8日(水)

日曜日は大阪城東区で打ち合わせの後、兵庫県立美術館に山田脩二展を見に行った。建築写真や写真集「日本村」で有名な人だが、何よりも有名なのは40才過ぎたらカメラマンを辞めてカワラマンになると宣言して、本当にカワラマンになって瓦を焼いている事だ。

どんな人なのかと思っていたが、上映されていたビデオ映像を見る限り、この人は本当に人生をシャレで生きているんだと思ったのは僕だけだろうか。

展示写真は白黒コピーで大伸ばししているものが多く、見るにはちょっと辛かったが、山田さんの軌跡展と言う事で、プリントの良し悪しはにはあまり気にしない方がいい。

それでも何点かあった黒く焼かれたオリジナルプリントには山田さんの心意気と時代を感じた。確かにあの頃の時代は山田さん達が築いてきたんだと。

美術館を出たら綺麗な夕景、そのまま三宮まで海沿いに歩いた。今日の写真はその時に撮ったもの。








3月5日(日)

昨日はすごくいい天気だったが撮影はなく現場の打ち合わせと、パネル制作用の写真セレクトのために東大阪と城東区、結局先方の都合でパネルの打ち合わせは後日になった。

最近ピーカンの昼間に撮った写真があまり良く思えなくなり、天気のいい日の夕方や少し白っぽい空の状態で撮影する事が多くなった。これはデジで撮るぶらぶら写真の事なのだが、デジの空の青色が気に入らないからだ。

フイルムで撮る竣工写真は青い空じゃないとダメらしい。僕的にはそんなに気にすることはないと思うのだが、なんせハレの写真なのだからやはり曇っていてはいけないのだと、誰かに聞いた覚えがある。 

少々曇っていても「いいね」と言われる、そんな写真が撮りたいのだが、「竣工写真は青空」という観念があり、それから解き放たれて写真が撮れるまでにはソートー長い年月が必要なのだろう。青空に代わるもの、それは雰囲気だと言う事は少し解かりかけてきているのだが・・・

今日の写真は近鉄鶴橋駅の構内。この駅はいつも焼き肉のいいにおいがして、空腹の時なんかは思わず「焼き肉食いて〜」となる。








3月3日(金)

今日は寝屋川の方で先日の残りのカットの撮影、その合間に近くの現場に打ち合わせ、帰りに大阪中央区の設計事務所に写真の納品。1日に三つも違うことをすると、なんか、仕事してるな〜という錯覚に陥る。

今日の写真は大阪心斎橋のブランド店舗ビル。前にここで紹介した住友ビルヂングとは正反対の今流行の軽く見える建物だ。こんな建物は時が経てば経ほど古くなり、時間により建物に良さが出てくることはまずなく、結局寿命の短い建物になってしまう。

流行り廃りの激しい業界だから新しいもの、客の目を引くもの、は当然なのだろう。ちょっと古くなったら壊して新しいもの、新しいもの。まあ日本人はブランド品が大好きらしいから、採算はきっちり取れているはずだ。








3月1日(水)

朝から雨、最近よく降る。今日の撮影は延期、写真整理のあと、雨の中、大阪九条の方にアルバムの納品。その後、安治川沿いにぶらぶら、きょうのカメラはデジじゃなくてオリンパスミュー、フイルムはネオパンプレストが入っている。

雨に霞む倉庫や工場をスナップ、ズボンやジャンバーはびしょびしょ、フイルム3本撮って日が暮れた。阪神千鳥橋で天ぷらうどん、暖まった。

今日の写真は新大阪駅近く。これは貯水タンクか?なんか良くわからないがJRの敷地内に建っている構造物だ。





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