ぶらぶらフォト日記

8月30日(水)

今日は午前中に大阪にアルバム納品。 だいぶ涼しくなったが写欲出ず、食欲も出ずなんか夏バテぎみ。

今日の写真は芦屋浜。







8月28日(月)

先週は建築写真の撮影だけで、ぶらぶら撮影には行かず。 時間を作れば行けないことも無いのだが、なにぶんこの暑さ、ついつい億劫になる。

今日の写真は大阪新今宮駅の通路。ここを出て左に曲がれば、36℃の大阪の現実がある。








8月22日(火)

甲子園は盛り上がり、早実の優勝で幕を閉じた。日曜日の試合はテレビ観戦できたが月曜日は仕事でテレビ観戦できず。 しかしエストモさんにメールで実況してもらい試合の流れを知る事ができた。

斉藤投手も田中投手もすごい投手だと思うが、レベルはPLの桑田クラスだろう。やはり、まだまだ横浜の松坂にはかなわない。桑田、斉藤、田中が10年に一人というクラスの投手だとしたら松坂は30年に一人ぐらいだろうか?僕の記憶の中ではNO1投手は、やはり松坂だ。 それにしても今年の夏の高校野球は面白かった。

高校野球が終わると、急に日の入りが早くなった気がする。暑い日々の中でも季節は確実に歩みを進めている。

今日、神戸の現場からの帰り、西の空が真っ黒になり、稲光もすごく、こりゃ久しぶりに車が綺麗になるかと思っていたら、大雨は尼崎ぐらいでストップして西宮まで届かず。う〜ん残念。ちゃんと自分で洗車せえよ、ということか。家に帰りテレビを見ると、豊中や伊丹では大雨で大変だったみたい。

今日の写真は深江浜。








8月18日(金)

昨日は大阪、通天閣がよく見えるマンションで汗まみれの撮影、一昨日は深江浜にぶらぶら撮影、それで今日は疲れて、家で高校野球をチラチラ実ながら写真整理。

高校野球は大詰め、僕的には鹿児島工業に優勝させてあげたいのだが、決勝は駒大苫小牧対早稲田実業になり、ズバリ予想は早稲田実業。

駒大苫小牧の田中選手もいいが早稲田実業の斉藤は沈着冷静、連投が気になるが、頭脳的なピッチングができるので何とか切り抜けるだろう。それにしてもマウンド上、ハンカチで汗をぬぐうピッチャーを僕は今まで見たことが無い。

今年の高校野球は面白い。明日、明後日は野球観戦になるだろう。しかし、面白いといえば何年か前に、試合をする高校から高校生がテレビに呼ばれ解説をすると言う企画があった。アナウンサーや監督が知らない事を高校生が学生の目線で解説するという企画で、とても面白かった。ある試合のアナウンサーと高校生のやりとり・・・

アナウンサー 「ピッチャーの○○君は将来プロ野球で活躍するのが夢と言ってまし
          たが、あなたの夢は何ですか?」

高校生     「僕の夢は、幸せな家庭を作ることです」

アナウンサー 「・・・・」

これには大爆笑だったが、今になって思えばこの高校生、いいとこ突いてます。

今日の写真は西宮、甲子園浜橋の2人。この橋の南側には甲子園浜球場というのもある。とにかく西宮の甲子園球場の近くには、甲子園○○町という地名が沢山ある。西宮市では、甲子園というのは球場の名前でもあり、地名でもあるのだ。 これ、近畿圏以外の人は案外知らない人多いんじゃないかな。








8月15日(火)

今日の天気は、まあまあ良かった。 盆でも撮影可能な現場が大阪に1つあるのだが、どうも気が進まない。 天気も今週後半は悪くなりそうなのだが行く気がしない。

こんな時はやめとこうと決めて、朝から残暑カードを作りながら高校野球を見ていた。北海道と青森の試合はとてもおもしろく、ついつい最後のサヨナラシーンまで見てしまった。

ゲームに水を差すように小泉首相の靖国参拝のニュース。もう、どうのこうの言うのも面倒になってきたのだが、夜のテレビのアンケートで、7対3で首相の参拝に賛成という答えが多いのを見て驚いた。みんなもっとちゃんと考えようよ・・・がっかりした。 

「靖国神社に祭られている英霊に、二度と戦争をしないと誓ってきました」と、いつもの答弁だが、隣の国が 「靖国神社に参拝したら戦争を仕掛けるぞ」 と言ってきたらどうするのか?当然 「的確に判断して決断します」 と答えるのだろうが、小泉さんの考え方には大きな矛盾が潜んでいる。 

今日はテレビで一般の人も交えて討論番組をしていたのだが、その中で元海軍の特攻隊員だった飛行機乗りの老人と、元陸軍で大陸で戦った老人との首相靖国参拝に対する意見が正反対だった事に、僕はやはりなという思いがした。

元特攻隊の老人は首相の靖国参拝に賛成、かたや元陸軍の老人は反対だった。 

僕の中に靖国神社は、何故かとてもカッコいい響きがある。 机上で作戦を立て指示を出す軍の上層部や、片道だけの燃料を積んで敵に突っ込んでいく特攻隊は、とても悲惨なのだが何故か一抹のカッコよさがある。

それに対して陸軍の前線で戦っていた兵士達の惨たらしい事、相手を撃ち殺したり、刺し殺したり、ある時は罪の無い一般人、女、子供まで殺さなければならなかった時、敵に追い詰められて、飢えや渇きの苦しさはどんなに辛かった事か。 それこそ地獄だったであったろう。

そういう現実を知った兵士は国の洗脳から解放され戦争の悲惨さ、怖さ、醜さをイヤというほど味わうが、戦争で清く死んでいった、位の上の軍人や、飛行機乗り、特攻隊員には国の洗脳による戦争美化がまだ残っているのだ。 飢えや渇きで死にそうな時に「靖国神社で逢おう」なんて言葉は出てこないと思う。

元特攻隊員の老人は「仲間と、死んで靖国神社で会おうと約束した」と言い、元陸軍兵士の老人は「中国の人に償いたい」と言った。

本当の戦争の怖さを味わった英霊は 「あんたが来るおかげで、また近隣と仲が悪くなって戦争になるのはイヤじゃから、来なくてええよ」 と、言っているに違いない。 

今日の写真は甲山森林公園。とても綺麗と書きたかったが、日本軍が戦ったジャングルを想像した。








8月14日(月)

今日は朝から綺麗に晴れていた。 久しぶりに澄んだ青空が広がったのだが、仕事の撮影は無し、そこでぶらぶら撮影に甲山森林公園へ。 展望台に登ると、遠く和歌山までくっきり見えた。 公園の中の木々もキラキラと輝き、暑いけどとても綺麗だった。

その中を何組かの親子連れが網と虫篭を持って虫取り。 僕は怪しまれないように森の木々を写して歩く。 小さい子供には視線を向けないように、カメラを向けないように、ましてや話しかけるなんてことは禁の禁の禁だ。 なんかおかしい世の中になったもんだ。

帰ってテレビをつけると戦争の番組、子供たちが色々と取材した感想を述べていた。「正しい戦争はあるのか?」 なんて、なんとも難しい質問もあったが、当然のように答えは出ない。 イスラエルとヒズボラ、どちらが正義か?イラクとアメリカは?竹島は日本か韓国か?南沙諸島は?日本と中国は・・・きりがない。立場が変れば答えが変るのだ。

そんな中、昨日のテレビで一人の老人が言った一言を思い出す。 「もし不幸にも、そのような事態が起こったら、私は戦わず、死ぬ方を選びます」 重い言葉だ。

愛する人を守るために戦う勇気と、戦争をしないために戦わない勇気。 今の世の中では、前者が勇敢と言われ、後者は臆病と言われる。 こういうことがが、少しずつ少しずつ変っていけば、常識が変っていけば、戦争の無い世の中が来るのかもしれないという希望も僅かに見えてくる。

しかし、それに水を差すのが「愛国心」や「君が代」の強制だ。愛国心なんてものは強制されなくても人の心には宿るものだし、国歌なんてものは戦う前に歌う歌なのだから、卒業式やら入学式などで歌おうが歌わまいが、どちらでもいい。 と言うより平和な式典には逆に合わないのではないだろうか。「愛国心」「君が代」の強制、なんかきな臭い。
  
今日の写真は甲山の展望台。入道雲の下の方が和歌山方面。








8月11日(金)

ついに、エストモさんの絵本が完成した。トップページに載せている写真の本がそうだ。構想から完成まで紆余曲折あったがなんとか形が出来上がった。

これから、2弾、3弾・・・と制作予定になっています。インターネットだけの販売で、限定300冊、ボチボチと気長に販売していきますので、よろしかったら 是非。 
内容? う〜ん、それは言えん。けど、僕がこの本の、帯のコピーを書くなら 「この絵があってこの詩があり、この詩があってこの絵がある。 ここにエストモワールドついに開幕」て、こんな感じ?

僕の写真集も作りたいと思っていますが、いつになるかは、まだわかりません。完成したらまたこのホームページで販売したいと思いますので、よろしくお願いします。

今日は打ち合わせが大阪で2件、暑いの何の!さすがにぶらぶら撮影をしようという気は起こらず、移動はクーラーの効いた地下鉄、普通2駅分ぐらいだったら軽く歩くのに。 もう大阪はクーラーがないと生きていけないと感じるぐらいの蒸し暑さだった。

帰り、久々に梅田ヨドバシカメラに行く。白黒プリントの薬品やペーパーのコーナーは隅に追いやられ風前の灯状態だ。 その反対にデジカメのコーナーは倍増、フイルムカメラも隅の方にちょこっとあるだけで、こちらも時間の問題なのか。こうなるとフジフイルムを応援しなくてはいけないという気になって、トライXからネオパンプレストにフイルムを変更した。がんばれよ、フジフイルム!

と、言いながら、しっかり毎日デジタル写真のぶらぶら日記。今日の写真は西宮今津港。奥に見えるのが今津灯台、とってもレトロ。








8月9日(水)

台風による天気の影響は無かった。 昨日なんかは綺麗な青空におもしろい形の雲がグングンと流れていた。

今日は京都に竣工写真を撮りに行ったのだが、またしてもクーラーの無いマンション。内部撮影は窓を全開にして撮るのだが、それでもかなり暑く、クラクラになる。今日の京都は37度。 

現場は京都駅近くで、新幹線のホームがよく見える場所にあり、ベランダで涼むときに駅の様子がよく見えた。 

さすがにこの暑さで観光客も動きが鈍そうに見えたが、新幹線ホームに真っ赤な着物の花嫁衣裳に角隠しの花嫁さんと、羽織袴のお婿さんが人に囲まれて記念撮影をしていた。 ほんとの結婚式だったのか、何かのコマーシャルの撮影か定かではないが、いや、でも、普通の人が角隠しつけた姿で新幹線に乗るわけないか、やっぱりなんかのコマーシャルの撮影に違いない。それにしても、暑かったやろな〜

今日の写真は昨日の夕空。寝転がって高校野球を見ていたら、窓の外がパッとオレンジ色になった。 台風前後は、たまに空がこんなおもしろい表情を見せてくれる。 テレビでやっていた高校野球の画面の空も異常なオレンジ色、まあ、同じ西宮なんだから当たり前か。 石垣島の高校が逆転勝利を収めた頃は、空は濃紺にかわっていた。








8月7日(月)

今日は東大阪で夕方から急遽撮影。その上、予定してあった撮影が1日延びて、その日に別件の撮影予定が入っている僕はしょうがなく 「その日は来れません」 とキャンセルする。 

なんともしまらない話であるが、天気や現場の事情もあり、しょうがないことだ。 まあ予定の空いた2日間は、明日からの台風7号の影響でずれ込んだ分の撮影になりそうだが、週末まで天気がぐずついたら、「あーあ」 ということになる。

NHKの硫黄島玉砕の番組に見入る。その当時の状況をリアルに語る元日本兵は誰もが80過ぎの老人、もう20年もしたら実際に戦場に行った人が日本から消える事実。

毎年夏場には終戦や原爆の日の影響でこういう番組が増えるが、戦争を知らない世代にはまだまだ知らない事実が多く、1年を通してたびたびこのような放送をするべきだと思う。マスコミにできる数少ない社会奉仕だ。

「地下壕に隠れ、飢えと乾きに苦しめられ、耐え切れず・・・炭を食いました・・・」 それが何の炭であるかは老人のほほを伝う涙で想像はついた。 ほんの一握りの退屈な人々によって起こされる戦争、真っ先に死ぬのは人生で1番楽しい時期の若者達。

戦争が怖いのは人間の持つ理性がなくなることだ。「理性をなくした人間がとる行動は畜生です」 畜生になった人間を現実に見てきた老人の言葉は重い。 

今日の写真は芦屋浜。こんなのどかな風景がいつまでも続くように祈りたい。








8月6日(日)

高校野球が始まり、暑さもピーク。テレビで高校野球観戦と読書、今日は夕方にもブラブラ撮影には行かず、1日引きこもる。

広島に原爆が投下されて今年で61年目になる。広島、長崎の、地獄のような悲惨な事実を知りながら、世界には多くの核兵器保有国があり、保有をたくらむ国が後を絶たない。

臨界前という、単なる言い逃れの、ずる賢い核実験も頻繁に行われ、そのたびに広島、長崎は抗議文を出すが、まったく無視という感じだ。それどころか、「日本はアメリカの核の傘に守られているのに、ええかっこ言うな」などといわれる始末で、日本の国会議員の中にも非核三原則の緩和どころか、核武装をボチボチ考えなくてはならないのではないか、という意見もあるそうだ。

ええかげんにせえよ! 誰がアメリカの核なんかを期待するか!日本に核兵器を打ち込みたい国があれば、どうぞ打ち込みなさい。 日本はそれを防ぐ為に核を保有したり、アメリカに「敵国に核爆弾を打ち込んでください」などは絶対に頼まんわ!

それが世界で唯一の被爆国の、核兵器の悲惨さを一番よく知っている国の意地でもあり、使命でもあるのだ。僕はそんなことまでして、生き延びたいとは思わない。

核兵器によって相手国を亡ぼすより、「昔ここに日本という清い国があった」と言われる方を僕は望む。

今日の写真はうちの前の花壇に咲いた百日紅の花。エストモさんが、小さなひょろひょろの苗木から育て、今ではこんなに綺麗な花を咲かせる。「毎年、梅雨明けの日に花が咲くの、気象庁の梅雨明け宣言よりよっぽど正確よ」 61年前の広島の街にも百日紅が綺麗に咲いていたことだろう。








8月5日(土)

暑いと思ったら36度!さすがに家に引きこもる。ぶらぶら写真は誰からも急かされる訳でもないので無理はせず日中には撮影に出ない。で、この頃は夕方の写真ばかりになってきた。

キャノンから写真新世紀の作品が帰ってきた。僕的には好きな作品なのだが、審査員が決める事、こればっかりはしょうがない。 ただ、確かにインパクトが弱いのは否めない事実、参加者1400人の何万点の写真中から選ばれる為には強力なインパクトと強力な運が必要なのであろう。 

キャノンのホームページに受賞者の名前が載っていたが、優秀賞6人のうち4人が女性みたいで、年も若いのだろうと想像する。 最近の写真界は若い女性のパワーがすごいみたいだ。 しかし、おじさんはマイペースで、おじさんにしか撮れない写真を撮っていくしかないのである。

今日の写真は神戸の中突堤中央ターミナル。奥に見えるのが川崎重工業のドック。今日も夕景。








8月1日(火)

梅雨は明けたのに昨日、今日と天気がイマイチ悪い。昨日は朝のカットが延期になり、今日は現場には行ったのだが、なにもせずにすぐに退却、昼からは太陽は出ていて暑いのだが空模様はパリットしない。退却は正解だったみたいだ。

と、言うわけで今日は家でだらだらとデスクワーク。合い間に建築雑誌「新建築」の最近のやつと10年ほど前のやつを見比べてみて、写真の違いにちょっと驚く。

10年前は、青く濃い写真が主流だったのに対して、最近の写真は白く明るい。 最近は建築以外の写真でも白く淡い写真が流行で、「今の時代を象徴している」なんてマスコミや評論家が書いている。

実際、建築の方も白く軽そうな感じの建物が今の流行なのだろう、新建築にはそんな感じの建物が数多く掲載されている。 黒いぐらい青い空に光と影のコントラストバリバリの写真は、もう古いのか?フイルムからデジタルの移行も進むわけだし、ますます写真は淡くなるのだろうか?

まあ、色々と思ってもしょうがないか。 時代の流れに惑わされない、ちゃんとした自分の目を養って「これが私だ!」というようなオリジナルな建築写真を撮りたいもんだ。

今日の写真は大阪中之島。川は堂島川で、手前の大きな四角い建物は大阪中之島合同庁舎。








7月30日(日)

今日は夕方、自転車で芦屋浜にぶらぶら撮影に出かける。今日の写真がそれ。さら地にのびた雑草は美しく、空にはおもしろい飛行機雲?が出ていた。奥に見えるのが六甲アイランドの高層ビル。 いつもより10日ほど遅い梅雨明け宣言が今日、近畿地方に出た。








7月29日(土)

本格的に夏の暑さが来た。 しかし昔はこんな暑かったかな〜?年々この思いは増している。これからの建築には涼しさが要求されるのは当然で、「クーラー付けたらいいじゃない」 じゃだめなのである。 建築家の皆さん、デザインもいいですが涼しい建物を、どうかひとつお願いします!と、 クーラーのないマンションの部屋内を撮影しながら思うのだった。

久々にぶらぶら撮影に出かける。今日の写真はその時に撮った西宮浜の夕景。綺麗なピンク色の空と、釣果はどうでも良さそうな釣り人数人。 湿り気は多いが、いい風が吹いていた。








7月26日(水)

やっと梅雨が明けそうだ。 しかしこの暑さはキツイ!夏場のマンションの撮影はクーラーが無いので最悪。 部屋内の撮影はフラフラで、照明用のランプなんかをセットしたら汗が流れ落ち、いつものようにTシャツは塩で白くなり、ちょっとゆがんだユーラシア大陸の地図が浮かび上がる。

しかし空が青くなると気分は撮影モードで、ぶらぶら撮影に出たくなるが、この暑さもあるので、夕方を狙ってホドホドにやろう。

今日の写真は淡路島の山道。子供の頃の夏休みは、こんな山道をクワガタやカブトムシを取りに駆け回ったものだ。他にはソフトボールと水泳、勉強した記憶は、ほとんど無い。








7月22日(土)

天気が悪いが涼しいので気分はいい。写真整理は順調に進むが撮影は暇である。この時期はしょうがないかとあきらめる。

写真新世紀は今年もダメだったみたいだ。まあ、写真新世紀入選は目的ではなく手段なのでそれほどガッカリはしないが、少々残念。 BURABURAシリーズはこれからも続けていくのだが、来年は出品するかどうしようか、ちょっと悩む。

きょうの写真はBURABURA-4からの1枚。毛糸玉とチュンの間の空気がビシビシと伝わってくる、僕の大好きな1枚だ。








7月18日(火)

ホームページのギャラリーの模様替えで少し前の写真をスキャンニング。5年ほど前の写真は、やはり少し懐かしい。 近所の最近できたマンションが建つ前にそこにあった建物、今は亡き公園猫の面々、転勤で遠くへ行った近所の人々、ケッコー貧乏なのに楽しそうな我が家の人、猫、犬。 つくづく、写真は撮り続けなければならないものだと自分に言い聞かせる。

今日の写真はご存知、大阪名物通天閣。今から5年前、これは大阪の絵葉書を作る会に参加したときに、大阪のめぼしい建物を撮り歩いたときの1枚だ。








7月16日(日)

湿気の多い暑い日が続き、外に出るのがイヤで家でだらだらとしている。竣工写真はこの時期暇で、ちょうどいい充電期間だ。本やマンガを読んだり、建築雑誌や写真集を見たりして、次回の「BURA BURA 7」を思っている。ちなみに「BURA BURA 6」は写真のセレクトは終了しているのだが、プリント、製本はまだこれから・・・

今日の写真は仁川。 「BURABURA 7」に向けて、暑いけどそろそろどこかに出かけるか〜








7月11日(火)

夕景の撮影を残している物件が奈良に1つある。天気のいい日に来ますと言ったのはいいんだが、それから10日ほど経つ。所長からは天気が少々悪くても撮ろうと言われているのだが、なかなか気が進まない。

でもそろそろタイムリミットで明日ぐらい撮影に行こうと思っているが、明日も天気はイマイチみたいで、夕景じゃなく夜景に近い感じの撮影になるだろう。

ぶらぶら写真の方も暑いのと、天気が悪いのとで今は停滞中。気合を入れなおさなければ、だらだら写真になりそうだが、暑いのでしょうがない。

しょうがないのはジダンの頭突き。頭突きは良くないが報道されてるような事をイタリアの選手が本当に言ったのであれば、むなぐらぐらいは掴んでいいだろう。それにしてもあのイタリア選手のオーバーな倒れ方は見ていてなんとも情けない。

試合中でも、今ので何でそんなにハデに倒れるの?というプレーをよく見る。シュミレーションとか言う反則、反則をもらうと今まで痛がっていた選手が、にやっと笑って立ち上がる。こういうのがラグビー経験者には嫌で嫌でしょうがなく、ついついサッカーをバカにしてしまう。やっぱりサッカーは見ててなんか軟弱なのだ。

今日の写真は国道43号線佃付近。








7月7日(金)

今年の梅雨は梅雨らしい梅雨だ。なにもできず家にいる。

今年の3月16日の日記に書いた弁天町の「日本一高いマンション」が完成したみたいで、お披露目をテレビが中継していた。やはり今の時点で高さは日本一高いらしい。

上の方に住む人はどんな人々なのだろうか?しかし、いいなあ〜とはぜんぜん思えないし、逆に何でやネンと思うのは僕だけだろうか。

今日の写真は大阪福島区にある高層マンション、ここも高い。








7月4日(火)

中田英寿引退。よく頑張ったと思う。旅でも何でもして、ゆっくりと休んで欲しいと思う。いっそのことカメラを持って世界を放浪して写真集なんか出してもらいたい。必ず立ち読みするから。

中田と聞いたら僕は何故かマイク・タイソンと井上康生を思い出す。この3人の共通点は目である。何かあっても動揺を人に感じさせない、あのふてぶてしい目である。 

スポーツで勝か負けるか、やるかやらないか、打つか打たないか、などの予想をするときは選手の顔の表情を見るのだが、この3人のように無表情で顔に力が入ってないトーフみたいな顔をしている選手を、僕はよしとする。燃えるような目をしている選手は、かえって身体に力が入りすぎ、思うような結果が出ないときの方が多い。 

この3人と対極の目をしているのがハンマー投げの室伏広治。でも彼は金メダル取ったなあ〜??  まあ、これはあくまで僕個人の考えですから、あまりあてにしないように・・・

今日の写真は大阪堂島。左のマスクをかけたおじさんは駐禁取締りの人。これではなかなか駐禁は難しく、駐禁している車はほとんど無い。








7月2日(日)

梅雨らしい、うっとうしい天気が続く。先ほどもすごい雨が降っていたが、今は強い日差しが降り注ぎモワットした不快な暑さだ。

ワールドカップも大詰め、今日はブラジルがフランスに負けた。随所にすばらしいプレーが見られ、日本が予選リーグで敗退するのは当たり前だと思えてくる。これから先の日本サッカー界はかなり大変、オシムに頼むしかないが、選手の身長を伸ばすことは、いくら名監督でも難しいだろう。

組織的に動き回って、走り回らないと、日本サッカーはダメという事がわかっただけでも今回ワールドカップに出た甲斐はあったというもの。しかしこのことは以前からわかっていたはずなのだが・・・ジーコ最大にして唯一のセールスポイント「強運」、これだけに懸けた日本サッカーのこの4年間は、確実に後退した。

今日の写真は村野さんの宝塚市庁舎。








6月29日(木)

暑い日が続く。最近はいつもシャツが塩で白くなり、現場で飲むお茶の量は軽く2リッターを超える。まだ6月、これからが思いやられる。

1週間ほど前から咳が止まらない。昼間はそうでもないが、夜がひどい。そんな訳で最近は睡眠不足、早く直さないと夏が来る前に夏バテしそうだ。

今日の写真は大和川の河川敷でナイスショットするおじさん。川原を歩いていると、よくゴルフの練習をするおじさんを見かけるが、たいがいは、サンドでバンカーの練習かピッチングで軽く寄せの練習だ。しかしこのおじさんはフルショット、ボールも結構飛んでいたのでロストボールぐらいでやってるんだろう。危ないちゅうの!








6月26日(月)

今日、写真新世紀へ作品を発送し、とりあえず区切りは着いた。また新たに写真を撮っていこう。来年はどんな作品が出来上がることやら。

今日の写真は宝塚の宝塚大橋にあるブロンズ像。なんか、わからんような、わかるような・・・








6月25日(日)

昨日は大阪大国町でマンションの撮影。「今日は曇り時々晴で昼からは曇るでしょう、しかし傘の心配はありません」と朝のお天気姉さんは言っていたが、インターネットの雲の流れを素人の僕が見ただけでも今日は1日ピーカンだとわかるのだが、う〜んこれはもしかして薄雲が広がるのかな?どうするかな〜行くか、止めるか。

結局、晴と読んだ僕が正解。1日ピーカンの暑い日だった。それにしても天気予報士は緊張が足らん!ちゃんと予報せーよ。間違えたら、「すいませんでした」ぐらいは言ってもいんじゃないか。

でもなんで、天気予報に天気予報士がわざわざ出てこないといけないのかという疑問はある。天気予報士が天気予報を予想して、アナウンサーがそれを読み上げるだけでいんじゃないかと思うのだが・・・なんかわからん。

昨日は夕景の撮影もあり4時間ほどの待機時間。寝転がってアランの幸福論を眺める。 「何にも興味を持たなくなってから老人たちが長生きする事に、われわれは感心する。この長寿の原因はおそらく、彼らが死ぬ恐怖を感じなくなったからであろう。これを理解しておけば必ず役に立つことである。同じように、騎手は怖いと思ってかたくなると、落馬することもよく理解しておけば必ず役に立つ。 偉大で強力な策略である一種の無頓着はあるものだ」

今日の写真は今月初めの大阪、淀川河川敷。








6月22日(木)

今年の写真新世紀の応募作品がほぼ出来上がり、あとは制作意図を書いて発送するだけとなったが、この制作意図が毎年なかなか書けない。僕の場合テーマを決めてから撮るんじゃなく、撮ってからテーマを決めるという感じなので、しかたないことなのだが・・・

今回はいつものぶらぶら写真じゃなく、デジカラーの 「TATE・MONO」 とタイトルをつけた作品で、有名無名を問わず今年僕が見て撮って、なにか引っ掛かるものがあった建物の中から120点を選んでプリントしてスケッチブックに貼ったものだ。
 
デジカメの柔らかい描写を生かすために、できる限り優しい光の状態で撮るように心がけ、建物や街並みをフラットに描写し、情報の多い写真にしたかった。それと新しい建築写真、竣工写真のテスト的な目的もある。それはそうなのだが、本当の制作意図となると、ちょっとな〜いう感じ。

「それはドキュメントであって他の何ものでもない」と、アッジェみたいに言い切るには、まだまだ邪心が多すぎるようだ。

今日の写真は宝塚の武庫川河川敷。このおじさんは暑いのに長袖にマスク姿でこの階段を昇ったり降りたりして、病後のリハビリをしているようだ。一緒について走るプードルがいたいけだった。








6月20日(火)

一昨日は宝塚、昨日は神戸にぶらぶら撮影。天気がいいのと湿気が多いので歩いていてとても暑い。塩を吹いて白くなったTシャツで満員電車に乗るのはちょっと抵抗があるがしょうがない。

サッカーの事はあまり書きたくないが、これが実力なのだ。マスコミも視聴率アップのために本音が言えないし、テレビに出ているサッカー解説者も自分の仕事が減らないように日本が「勝ちます」なんて何の根拠もないことを言いまくる。でもサッカー素人の僕が見てもジーコジャパンは弱いとはっきりわかる。

小粒な日本人サッカーはどうしても組織的にそして瞬発力と運動量で、大きさを補わなければならないのに、大きな外国選手と一緒にへばっていては話しにならない。シュートした時のボールスピードの遅さはしょうがないにしても、自分がシュートできる時に人にパスするのはなんとも見ていて情けなくなる。

次のブラジル戦ではフニャフニャシュートでかまわないからどんどんシュートを打っていって欲しいものだ。ガンバレルンカ日本!

今日の写真は神戸元町通り付近。手前のビルは子供服のファミリア本社ビル。この人はこの姿勢でずっと信号待ち、何かあったのだろう。








6月16日(金)

今日はぶらぶら6の制作のため朝からベタ焼きの確認。去年からデジカメを使っているのでモノクロの撮影はめっきり減ってベタ焼きの枚数も少ない。そんな少ないカットの中にはいいものは少なく見終わるとぐったり疲れた。

その後夕方から鳴尾浜で撮影。この現場は春先から数えて今日で5回目だと思うがまだ終わらない。あと3〜4回は行かないと終わらないだろうな。こちらも疲れる。

今日の写真は淡路島の北淡町の海岸に打ち上げられていたウミウシ。今日の僕はこんな感じ。








6月15日(木)

今日は1日雨。 建築写真のこと、写真新世紀の作品のこと、ワークショップのこと、制作費か生活費か、などなど考えながら家で写真整理。

しかし毎度の事だが、いくら考えても何も答えは出てこない。答えは行動の後からついてくるもの、僕の場合考えれば考えるだけ悩むだけ。必然に任せて無邪気にやろう。

今日の写真は大阪大和川の河川敷。こういう風景はなぜか大好き。








6月14日(水)

ジーコジャパンが大敗、こりゃ3連敗か? なんとかがんばって欲しいが望みは薄そうだ。

日曜日は喜連瓜破(きれうりわり)から、大和川沿いに長居スタジアムまでぶらぶら撮影。日本で一番汚い川なんていわれる大和川だが、なんのなんの河川敷は人々が散歩やジョギングをする姿が多く見られ、人々のくつろぎの場所になっている。水質も最近良くなりつつあるそうだ。

今日の写真は長居スタジアム。4年前はここでワールドカップが開かれ、大いに盛り上がった。








6月10日(土)

サッカーワールドカップが始まった。これから1ヶ月間楽しましてくれるだろう。ジーコジャパンはどうなるか予想はかなり難しい。3敗もあるし2勝1敗もあるだろう。

でも正直、ラグビーをやった経験のある人はみな「サッカーみたいなチャラチャラした甘っちょろいスポーツのどこが面白いんや」と絶対思っているはずで、ワールドカップとその予選ぐらいは見るけど、Jリーグなんて絶対見ないはず。

人気的にはサッカーがダントツなので大きな声ではいえないが、サッカー=軟弱 がラグビー経験者の正直な感想なのだ。 

ラグビーのワールドカップもこのくらい盛り上がればいいのだが、体格がものを言うスポーツ、大きな外国人相手には不利で、世界で日本ラグビーはなかなか通用しない。ワールドカップには出るのは出るが、なかなか勝てないのが実情だ。(1勝している)

まあ野球が世界一になったんだから、サッカーもラグビーもなんて欲のかきすぎ、あまり期待せず、遅くまでテレビを見ないで早く寝た方がよさそうだ。

今日の写真は六甲大橋の上からリュックを担いで神戸港を眺めている人。なんか自分とオーバーラップしてるな〜と思いながら撮った1枚。








6月9日(金)

昨日は建築写真の整理とぶらぶら写真のまとめの作業。なかなかまとめきれず、あーでもない、こーでもないと一人頭を悩ます。

そんな中、撮影の待機時間中に、パラパラ眺めていたアランの幸福論の1行が、浮かんでは消え、浮かんでは消えして、頭の隅に引っ掛っている。 「必然を美徳とすることこそ、美しい仕事、偉大な仕事なのだ」

今日の写真は阪神淀川駅前の敷地を散歩しているおじさんと犬。犬はおじさんに紐を外してもらい、とても気分が良さそうだ。犬であれ猫であれ、こういう「うれし〜」という表情を見るとこちらまで何故かうれしい気分になる。 ほほ笑みたまえ・・・byアラン








6月8日(木)

昨日は淡路島。撮影が済んで現場の周りを少しぶらぶらした。淡路島は海あり山ありで、なかな楽しい。現場の周りはのどかな田舎の風景が広がっていた。

今日の写真はその風景。僕の田舎もこんな感じな所があちらこちらにあり、子供の頃はこの時期、田植えの手伝いやクワガタを取りに近くの山へよく行った。

目で見る風景もそうだが、鼻から入ってくる臭いはそれ以上に昔の記憶を呼び起こさせてくれる。 山道の蜜のにおいは子供の頃の友達の事、田んぼで枯れ草を焼く煙の臭いは父と母、そして薪を燃やしたときの煙の臭いでは、おじいちゃん、おばあちゃんを思い出す。








6月5日(月)

昨日は尾仲さんのワークショップ。ワークショップ会場に行く前にギャラリー「ナダール」によって尾仲さんの「1989・夏 大阪まで」の展示を見る。黒いプリントがずらっと並んでいる。しかしその黒は完全には潰れてなく、写真の中の情報はほとんど失われていない。

写真からは詩情がプンプンと漂ってくる。う〜ん さすが、の一言。 今までの写真集も置かれており、まだ見てなかった写真集を「すげ〜」と思いながらパラパラとめくっていると尾仲さんが入ってきた。

話していると「明日からは津山の方に行く」ということ、「えっ、僕は出身が津山なんですよ」そこまではよかったが津山の観光スポットを鶴山公園しか思いつかず、「写真撮るんやったら・・・え〜っと・・・」なんとも情けない話。

でも津山にいる頃は写真の「しゃ」の字もやってないんだからしょうがないか。高校の時は写真部の友達に、撮ってくれ、撮ってくれと言って撮ってもらっていた方なんだから。今考えると写真部の友達はいい迷惑だったんだろうなあと反省する。

ワークショップが終わってから再びみんなでナダールに行く。最新作「グラスホッパー」を購入、みんなもそれぞれ購入していた。今回の写真集は評判がいいらしく、増刷は間違いないみたいで、尾仲さんは「夢の印税生活か〜」なんていってたけど、 それはどうかね〜

でも、5年間の仕事を一冊の写真集に纏め上げるという尾仲さんの仕事は単純明快でとてもわかりやすい。写真家一人の5年間の仕事が3500円、安いか高いかは買う人の判断なのだ。

その後、みんなでワイワイと居酒屋で盛り上がり、次回は参加者○○さんの会社の保養所でやろうということになり、9月のワークショップは六甲山でということになった。今から楽しみだ。

今日の写真は大阪梅田の歩道橋。








6月3日(土)

最近は日の入り時間が遅くなり、夕景夜景を撮り終わると8時を過ぎ、家に帰ると10時近くになる。先日も朝8時から夜8時過ぎまでズーッ撮影したが、さすがに疲れた。

僕なんかは、こんな状況が毎日あるわけじゃないので大丈夫なのだが、売れっ子のカメラマンはこんな状況が結構続くわけで、肉体的に、それと建築カメラマンの場合天候が大きく絡んでくるので精神的にも辛いと思う。好きな写真をずっと続けていけるよう、いつも楽しい状況で撮れるように、ぶらぶらとやりたいもんだ。

今日の写真は西宮市役所前の広場。大きな楠木がつくる木陰はとても涼しげで、どんなデザインもこの楠木にはかないそうもない。奥に見えるのは阪神電車の高架。




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