2007年2月のぶらぶらフォト日記


2月28日(水)

今日は京阪樟葉(クズハ)で竣工写真。午前中は雨、昼からは風が強く吹きとても寒かったが、その代わりに綺麗な夕焼け。21階建てのマンションの屋上から見る夕焼けはとても早く沈んでしまった。

今日の写真は神戸築地町の白い倉庫。寒さに体力を奪われ、今日はぐったり。








2月24日(土)

今日は千里のマンション撮影に行くが天気が悪く中止。 天気は回復するといっていたが待てども待てども空は曇天。帰りの車中、ラジオの天気ニュースで「寒気の居座りが思った以上に長く・・・」気象庁か予報士か知らんがホンマ、いいご身分やね〜

一昨日は半日撮影して、昼からアルバムの納品。包みを開けたとたんに「エッ、3冊」と言われて「エッ、何冊」となり「エッ、アルバムのキャンセルメール送っといたけど」「エッ」とエッ、エッ、エッ、エッと言い合った。その後「うちが払うわ」「いいわ」「いいわいいわ」「いいわ」と今度はわ、わ、わ、わ、とお互いに言っていた。

帰ってメールを見てみるが、やはりキャンセルメールは来ていない。「やっぱりな〜 来てないわな〜 間違ってどっか他の所に出したんだろうな」と自信を持って「やっぱりメール来てないで」と連絡しようと思ったのだが・・・うん??? 
なっ、何この+の記号?うあ〜嫌な予感・・・

+の記号をクリックしたとたんに、なっ、なんと!「アルバムはキャンセルになりましたのでよろしくお願いします」のメールが出て来たのだ・・・ガクッ。

同じ差出人からの同じタイトルのメールが1行にまとめられる設定になっていたのだ。至急「すいませ〜ん、メール来てました〜」と謝りの電話、なんとも申し訳ない・・・最近は一昨日の夕食に何を食べたかなかなか思い出せなくなっており、ミスには十分気をつけなくてはならないと思っていたのだが・・・なんか辛い。

まあ、人間誰でもボケるし、しゃーないか。気分を変えて今日の写真。今日の写真はあべの近鉄前交差点。村野さんのあべの橋ターミナルビルの向こうには超高層のマンションがそびえ立っている。高いよこれ。








2月23日(金)

今週はバタバタと動いている。こんなふうに動いていると、目の前にある仕事をこなす方法しか考えれなくなる。 たかだか3日、4日ぐらいのことでこんな始末、毎日忙しく動いていると言うか、働いている人々が、どの様なことを考えているのか、大体は想像がつく。

人にとって、ぶらぶら、だらだらすることが、どんなに重要なことなのか、たま〜にこの時期忙しくなるとよくわかる。暇にすると言うことじゃなく、お金にならない仕事の重要性のことだ。

一昨日は塩屋の方で老人施設の撮影。 そこの事務長さんとちょっと話す。最近数多く建設されている老人施設、話を聞いていたら「金いるな〜」と自然に思えてくる。もっと聞いていると「まじで〜」となり、もう少し聞くと「なんでやねん!」となり、最後まで聞いたら「やっぱりだめか〜」となった。

このような世の中の流れになったのは、事務長曰く「理由は一つ、人間の寿命が延びたから」だそうで、それを考えると、なんともな〜となる。

今日の写真は、その老人施設の夕景カットの待ち時間に撮った1枚。 塩屋の高台から見るオレンジ色に染まった海や街並みの綺麗なこと綺麗なこと。

カンボで覗いた豆粒のような建物の中で、生きるや死ぬのドラマが繰りひろげられるのかと思うと、あらためて自分の死に方について、今のうちからよく考えておかないといけないなと、生命線がヒジョーに長い手相の僕は、シミジミと思ったのである。








2月20日(火)

昨日は納品と打合せ。 打合せは午前と夕方、夜景の照明打合せなんて初めてだったが、意味はあまり無いような気がした。 

写真って半分ぐらい「たまたま撮れた」みたいなところがあるわけで、それを最初から計画を立ててドーのコーのなんてしてたら写真の神様に怒られそうで、次からこのような打合せがあったらかキャンセルしよう。

今日は大阪今里筋でマンション撮影。すばらしい天気だったが花粉もすごく、グシャン!グシャン!と、なりながらの撮影。竣工写真はシーズンインという感じだ。

今日の写真は甲子園浜で釣りをする親子。橋の下の橋は阪神高速5号湾岸線。








2月18日(日)

今日はどこにも行かず、CDで桂枝雀を聞きながら写真整理。 この人って、落語の天才だったんやろな〜と、しみじみ思った。

今日の写真は神戸築地町の倉庫。








3月17日(土)

昨日は大阪の南、阪南市の方に打合せに行ってきた。西宮から電車で1時間半、高速道路の高架と、新しい軽そうな家がミックスされてできた、今の日本の代表的な田園風景が広がっていた。

今日の写真はJR和泉鳥取駅から少し西に行ったところの畑。








2月15日(木)

昨日は天気悪く、落ち着いて家で写真整理や色々と雑用をする。アスターの散歩に出ると鼻のあたりがむずむずしてきて、花粉の季節の到来だ。

今日の写真は阪急南千里駅。日本で最初に計画された千里ニュータウンの建物はあちこちで老朽化が進んでいる。まだ30年そこそこだと思うのだが、貫禄が出るのではなく老朽化って言う感じになっているところが、ちょっと辛い。








2月14日(水)

昨日は打合せで摂津市の方へ。なぜか工事の定例打合せに参加して、話を一緒に聞いていた。

竣工前の現場は大変で、「あれはどうなったんや」「これはどうすんねん」と色々と問題が指摘され、答えの歯切れが悪い監督さんを見ていると、20年程前の自分を思い出した。これから竣工シーズン、監督さん達の胃の痛くなる季節だ。

悲しいことに、「打合せの日の快晴」が続いている。昨日もすばらしい快晴で頭にきたが、気分とリズムを変えるため、帰りに太陽の塔を見に万博公園に寄った。

今日の写真は昨日の太陽の塔。足元の黒い点は写真を撮っている人。 

ここに着いたのが5時10分ほど前、ここは5時に閉門になるため入場料はもう払わなくても中に入れたのだが、そこにいた警備員のおっさんに「5時で閉めるから遠くに行ったらあかんで」と言われ、「はいはい」と答えて塔の正面を撮影し、次に少し横からと動いたときに「こら!どこ行くんや」とおっさんに怒鳴られた。

「どこって、横から撮るだけやん」「あかん、あかん」「・・・」こんな人と話していると気分が悪くなるので無言で何メートルか行って撮ったのがこの写真。 閉園3分ぐらい前の出来事だった。門を出る時、おっさんは何かいいたそうな目でこちらを見ていた。

こんなすばらしい芸術作品の前に、こんなおっさん置いとくなよ!とぶつぶつ言いながら綺麗な夕日の中を気分悪くトボトボ帰ったのでした。








2月12日(月)

昨日はぶらぶら撮影に吹田の方へ行こうと思っていたのだが、テレビでラグビー中継があった為、予定変更。

以前は1月15日でラグビーシーズンは終わっていたのだが、最近は3月ぐらいまである。見てる方は楽しいが、やってる選手達は大変だろう。

前半は関東学院がいい勝負をしていたが、なにぶん社会人と学生、見るからにパワーの差を感じた。 前半終了前のヤマハのトライで大差の予感がしたので、前半だけ見て近場の甲子園浜の方にぶらぶら撮影。

今日の写真は西宮今津港。 なんか最近都合のいい3連休が多いんだけど、なんでも都合よくするのはどうかなと思う。ちょっと都合が悪くなるとすぐ文句を言い出す奴らが増えてるような気がするのだが・・・僕も注意しよ。








2月10日(土)

今日は千里。 3月じゃなく、2月の10日なのに撮影にジャンバー要らず。

夜のニュースで臓器売買の話、嫌な気分になった後、団塊の世代の討論番組。こっちも聞いてて気分が悪くなり、すぐにテレビを消した。

団塊の世代はどうでもいいが、臓器売買は深刻だ。肝臓が悪くなり、十分買える値段で他人の肝臓が売りに出ていたら、どうするか? 今はまだ健康な僕は「NO!」ときっぱり言えるが、肝臓病で長く苦しんでいる状況だったらどうだろうか・・・ちょっと考えてしまう。

しかし、他人の身体を使って子供を産んでもらうとか、他人の臓器で生き延びるとか、こんなことが出来るようになった医学の進歩は、ほんとに人類に必要なのだろうか?う〜ん、ちょっと考えだしたら、もう頭が痛くなってきた。 はよ寝よ。

今日の写真は神戸三宮、そごうの西側。








2月9日(金)

昨日は千里、今日は姫路で竣工写真。天気は悪かったが内部の写真なのでかえって好都合、明日も内部だけの撮影予定だが天気がよさそうだ。 そういつもうまくはいかない。

今日の写真は大阪福島、なにわ筋上天神南交差点。








2月7日(水)

エストモさんのインターネット写真小説「rirax@へ」の掲載が完了しました。 オープンページのレム出版よりどうぞ。

昨日はアルバム納品で大阪天王寺へ。 昨日は阿倍野の方で殺人事件があったみたいで、パトカーや警察官がやたらに多かった。

天王寺駅前で警備中の警察官にジーッとにらまれたが、目をそらすのもなんか怪しまれると思い僕もジーッと警察官の目を見ながら通り過ぎて、チラッと後ろを振り向くと、無線でなんか話していた。通報かよ!

その後、警備中の警察官に手にしたデジカメを不審げにチラチラ見られながら、天王寺、寺田町あたりをぶらぶらして、梅田で修理に出していたカメラをもらって帰った。

今日の写真は天王寺町北のエビチャなマンション。








2月5日(月)

昨日、今日は家で写真の整理。 それと近々ホームページにアップするエストモさんのエッセイ用の写真のセレクトとスキャニング。 

2003年の正月付近のモノクロの写真を使うのだが、たった4年前なのになんとも懐かしく、やはり写真っていつも撮ってないとダメやな〜と、あらためて思った。 とてもいい写真エッセイ(エストモさんは小説と言っているのだが)になっているので、またアップしたら覗いてください。

今日の写真は大阪咲洲のNTTドコモの建物。なんともアンテナが不安定で、超高層マンションや姉歯やアパの比じゃないぐらい危なそうなのだが、どういう構造になっているのだろう?天下のNTTの建物、ちゃんと計算して確認許可は下りているのだろうが、ぱっと見ヤバイと思うんだけどな〜








2月4日(日)

2月のオープンページの写真は一昨年の西宮の雪景色。今年の暖かさからはちょっと想像がつかない。少し前の写真なのでどうしようかと思ったのだが、ケッコー気に入っている写真なので使うことにした。

昨日は建築家大江一夫さんの墨絵の個展に大阪に行ってきた。大江さんの墨絵の個展に行くのはこれで2回目、今回も力作(墨絵はあまりわからないが)が並んでいて、赤丸シールもかなり貼られていた。

その後、海老江まで行き写真家の加藤文彦さんと雑談。東京のニコンサロンでやった個展が盛況だったことを聞き、こちらまでなんか嬉しくなった。有名な写真家が見ても銀塩バライタプリントと間違えるほどのインクジェットのテクニックは、聞いていてもクラクラなるほどのこだわりようだ。

僕の写真とはジャンルがまったく違う感じだが、それはそれですばらしい写真なのだ。これからの加藤さんの活躍が楽しみ。 しかしコーヒー1杯で3時間、写真談議はきりがなく楽しい。

今日の写真は大阪福島区。おでん屋さんの提灯の口偏に舌と書いてあるのはサエズリと読むのだろうか?であれば鯨の舌のことだ。 開高さんのエッセイかなんかで読んだことがあるが、おでんの中の鯨の舌ってなんか美味しそう。









2月2日(水)

一昨日は1日加藤登紀子を聞きながらコンピューター作業、昨日は大阪にカメラを修理に持って行く。 ハッセルは、きゃしゃなカメラで1年に1回はどこかを修理している。外国のカメラだし修理代はメチャ高いのに・・・ ちなみに4X5のカンボはオランダ製だが10年間無事故無修理、頑丈だ。 

帰りに梅田のニコンサロンにちょっと寄った。ニコンクラブかなんかの賞を獲った写真の展示だったが、半分くらいはデジカメ。 カラー写真の加工修正した写真は少々鼻についたが、モノクロは銀塩とまったく見分けがつかない。 デジタルが銀塩に完全に追いついたと実感。

その後、ヨドバシカメラでフジのプレストの長巻フイルムを探すが見つからず、品切れかと諦めたのだが、商品棚の下に張り紙があり ”平成19年3月ぐらいをめどにモノクロ長巻フイルムの販売を中止します” とあった。 しかたなくトライXの長巻を買って帰る。

こういう状況で銀塩にこだわる理由は僕的には何も見つからない。 バライタの高品質なオリジナルプリントを売るのであれば、また別だが・・・いや、しかしバライタに勝るようなデジタルプリントが出現するのも時間の問題なんだろうな。

今日の写真は大阪港。下の写真は上のいつものデジ画像をモノクロに代えたもの。以前この日記にもモノクロプリントをスキャンして載せていたのだが・・・便利になりました。











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