2007年6月のぶらぶらフォト日記


6月28日(木)

今朝も、晴れてるのか、曇っているのか、よくわからない空模様。 姫路の住宅の撮影を昨日の段階で延期、正しい選択だったと満足していたのだが、少しづつ太陽の光りが射してくるとソワソワしてきて、近場の現場に「もしかしたら」という気持ちで出かけてしまった。

しかし、ゼンゼンダメで、すぐに引き返す。 往生際の悪い僕は、結局のところ、欲張りなんだろうな〜と、冷静に自己分析。

今日の写真は、六甲アイランドの白い倉庫。白くてエッジが効いてるフォトジェニックな倉庫なのだが、それだけではない、なんか引きつけられる魅力がある。バランスなんかな〜









6月27日(水)

梅雨時期の天気は、晴れていても空が白っぽく、撮ろうか撮るまいかと悩ましい。 このくらいならいけるだろうと思い撮った写真の空が真っ白、う〜ん〜と唸ってみてもドーにもならない。余裕がある物件はなるべく時期を調整したい。

でも、白い空もそれなりにいいと思われる方は1回撮っててみたらどうでしょうか、僕はそれはそれでカッコいいと思うのですが・・・

昨日は家で写真の整理、今日は和歌山に撮影。今日の撮影は内部だったので、天気は気にせずスムーズに。 終わってからエストモさんと和歌山観光、しかし暑くて動き鈍し。

今日の写真は黒川さんの和歌山近代美術館。 イケテネ〜 それなら、いっそのこと目つけて耳つけて牙つけて、ちゃんとした象にして欲しかった。









6月25日(月)

ムシ〜と暑い。 オープンページの写真を高源寺の階段から中山寺の子猫にチェンジ、お寺が続くが、なかなかいい感じ。

昨日は1日雨、家でゴロゴロと建築の本を眺める。建築家の内藤廣さんがバイオリニストのギドン・クレーメルの文章の一節を引用して現代建築のことを説明していたが、なるほどな〜と感じ入った。それは現代の写真にもぴったりとあてはまる。

今日は東灘区の倉庫の撮影。 倉庫は窓が無いから、こりゃソートー暑いだろうと覚悟してエレベーターの無い倉庫の外部階段で4階まで、この時点でもう汗だく。 
しかし、な、な、なんと、中は冷凍倉庫・・・冷えてるやん!さ、さむ〜 Tシャツ1枚、うれしいような、悲しいような・・・

今日の写真はREMの仕事場から見た、梅雨空。









6月23日(土)

一昨日は宝塚のN山寺の撮影。 この寺に住み着いている野良猫に子供が生まれたみたいで、かわいいのが、親猫の後をついてチョコチョコと歩いていた。 

しばらくしてS君が構えていた4×5カメラの前というか、お堂の屋根の上へ、屋根瓦の上の歩き方を教えようと親猫が子猫2匹を連れて現れた。子猫は親猫の言うことをなかなか聞かず、2匹でじゃれて遊んでいて、親猫が「早く来なさい!」とばかり「ウワ〜オ、ウワ〜オ」としきりに鳴いていた。

「おっ!猫や猫や!絶好のシャッターチャンスやん!早く早く!」と言うと、S君はあわててしまい、カメラにつまずいてチャンスを逃がした・・・デジカメやったら撮れてただろな〜残念。

昨日は朝から雨、そこで久々の白黒フイルム現像。 40本弱、ダブルで巻いて4本ほど失敗したが1日で終了、去年の今ごろの画像が出てくると、あ〜去年はこんなんだったんだなとシミジミとなり、デジの早さもいいが、このフイルムのタイムラグもなんかいい感じだ。

今日の写真は神戸港の赤いクレーン。









6月20日(水)

晴れたり、曇ったり、よかったり、悪かったりで、2ぐらい喜んで、8ぐらい悩む感じ。 チータの歌う365歩のマーチみたいに、3歩進んで2歩下がるぐらいは進みたいものだが、なかなか思うようにはいんな〜

今日の写真は六甲アイランド。









6月17日(日)

昨日はぶらぶら写真の冊子作り。装丁はエストモさんにお願いして、赤と黄色のカッコイイやつが出来上がった。タイトルは名づけて「PRETTY  BOX」、この世に1冊!カッコイ〜

145枚の写真量は強力、しかし何分パンチが無い(エストモ評)、いやいや若干弱いので、(て、言うかそんなふうに撮った写真なんですから)半分ほど見たら飛ばし見される恐れは十分・・・ありません!「写真は目方だ」と森山大道さんも言われていたように、量は絶対に必要、そして中身も◎です。

まあ、これで1年半のまとめがとりあえず終了、明日からまた新たなブラブラ写真の制作に入りましょう。今日の写真は大阪桜川付近。









6月15日(金)

昨日、ぶらぶら写真のコピーが届いた。包装紙を開けてそのトナーの色彩の派手さにクラクラ〜となり、即OK! ディスプレイ上とキャビネサイズしか見ていなかったので、A3サイズに伸ばされた写真たちはどれも立派に見えた。 思わず「大きくなったな〜」と声をかけたくなる。

低い画素数の写真が、大きく伸ばされた時の線の破綻が、ブラブラ3で使っていたオリンパスミューみたいなボケボケ感で、あの頃思っていた「ハンマーでしばいても壊れないような頑丈な写真」に、なんか近づいたかなと、一人で喜んでいる。

173枚から40枚ぐらいを削り順番を決めていく。久々に「誰が何と言おうといい!」という究極な気分になり、これ、まるでシスレーじゃん、と関東弁でのぼせる。

今日の写真は西宮の大池。









6月13日(水)

オープンページの写真をパチンコ屋から、丹波市の高源寺という渋いお寺の苔むした階段にチェンジ、ここのお寺は紅葉が格別美しいとのこと。

昨日は東住吉区の方にアルバム納品、今日は六甲アイランドで撮影。今日はなんとか天気は持ったが、明日からは当分天気が悪そうで、そのまま梅雨入りだろう。 夕方、明日の撮影を延期するという電話が入る。

建築写真が休みの時はぶらぶら写真、1年半をまとめたカットは173カット、あすコピーが届く予定で、なんとか今週中には冊子が仕上がりそうだ。

今日の写真は公園のペケ。アスターがいなくなってから、家も公園もとても静かだ。









6月12日(火)

アスターは日曜日の昼過ぎに小さくなって家に帰ってきた。すごく大切なものをなくしたような気がして、とても辛く悲しい。

辛い辛いと言っていてもしょうがないので、昨日はアルバムの制作と、アスターがお世話になった獣医さんに、お礼と報告。 そんな中、どうでもいいような仕事の電話、ついカーッとなって電話を途中で切る。

僕はいつもこんなつまらん事に「ハイ、ハイなんとか頑張ってみます」なんて対応してるのかと思うと、なんかとてもむなしくなってきて、ハ〜と大きなため息が出た。

今日の写真はアスターが死んだ日の夕方の空。近所の人がアスターに供えてくれたアジサイの花の紫と同じ色の綺麗な空だった。









6月10日(日)

昨日は朝から強い雨が降ったり、昼には稲妻が光り、1回だけすごい雷が鳴った。
夕方には気分悪いぐらいの青空と白い白い雲が流れていた。 アスターが逝った。









6月8日(金)

昨日は平野の方で歯科医院の撮影、医院の人が夜8時ぐらいまでアシスタントをしてくれ大助かり、感謝感謝です。

帰るとアスターは相変わらずの寝たきり状態、日に日に鳴き声が小さくなるのが悲しい。
アスターが寝たきりになってから、僕はプライベートで外に一歩も出てないことに気づく。 ニテコ池周辺や前の公園の写真はアスターに撮らしてもらったようなものだ。 まだまだ頑張って欲しいが、彼の姿を見ていると、そうも言ってはいられない。

今日の写真は元気だった頃のアスターの散歩コース。この坂道を下ればニテコ池だ。









6月6日(水)

アスターの調子悪く睡眠不足、昼は暑い中での撮影と最近ちょっとばて気味。デスクワークの写真整理進まず。 

今日の写真は寝屋川を行く遊覧船と大阪城。









6月3日(日)

昨日は茨木の方で住宅の撮影。 朝、家を出る時には曇り空で、テレビの天気予報でも、最近スリムになった土よう日担当のお天気姉さんが「昼からは雲が厚くなるでしょう」と言っていた。

今日は撮影は諦めて下見だけして帰ろうと家を出発、しかし現場に着いたら綺麗な青空、でも昼から曇るんだったら、今日は止めるか・・・どうするか、と悩んだ末に撮影開始。そのまま1日好天は続き、撮影は無事に終了。ね〜ちゃん、なんやねん!

昨日は特に暑く、建築家のSさんとふらふらになりながら夜8時過ぎまで、いつも撮影に付き合ってくれる同い年のSさんと「最近体力落ちてきたよな〜」なんて話しながらも楽しく撮ったのでした。

一昨日は曇り空の中、昼から大阪にマンションの撮影、照明器具が変更になったので撮り直して欲しいとのこと、行って見て、その超ビミョ〜な変化にアホらしくて驚いた。「こんなん撮り直さなくてもイ〜ジャン」となぜか関東弁になって所長に愚痴を言っていた。

しょうがなしに昼景を撮り終えて、夕景までの3時間ほどの待ち時間、車中アランの幸福論で暫しの哲学。 最終的に自分はどうなりたいのか・・・そうか!そうなんか!スコーンと自分のステージがアップするような1節に巡り会え、幸福な気分になれた。 そして昨日の日記にも書いたが、自分のスタイルと言うものが見えてきた。

ニコニコとして夕景を撮り終え、「ありがとうございました」と所長に笑顔で挨拶、さっきまで愚痴ってた自分はもう過去の人、う〜ん幸福幸福。

今日の写真は大阪西区川口辺り。









6月2日(土)

昨日オークションに、古い大判カメラがかなり安い値段で出ていて、「おっ、これいいかも」となり、使えるかどうか大阪のカメラマンKさんに久々に連絡して聞いてみた。

「トヨビューね〜重いし、まあ何より、平さんのスタイルに合わないんじゃないの」と忠告されハッとなった。 

スタイルか〜 今まで考えもしなかったが、他の人からは平の撮影はこんなスタイルだ、なんて思われているんだろうか。 まあ、軽くひらひらと撮りたいのに、重いカメラでウンウン言ってたんじゃ、やっぱりまずいかと思い忠告を素直に受け入れ入札中止。今のカンボで行けるとこまで行きましょう。 忠告に感謝です。

ちなみに、このカメラマンのKさんは以前僕と同じ現場で撮影した去年の9月以降はフイルムでは撮影していないとのこと、全てデジタルで、大判カメラもデジタル仕様だそうだ。 コマーシャルの世界は進歩がハエーな〜

今日の写真は大阪ドーム周辺の風景。









6月1日(金)

オープンページの写真をポンからパチンコ屋にチェンジ、オープンページに写真を載せだしてから今月で丸1年、時間が経つのはアッという間。

昨日は家で写真の整理、今日は茨木の方で住宅の撮影予定だったが曇り空で延期、昨日の夜の予報では晴れ、レーダー画像を見ても雲らしきものは無いのだが・・・・う〜ん、わからん。

昨夜は金沢に行っていたエストモさんを迎えに西宮駅まで、帰りに来来亭で晩御飯。隣りでカラ揚げ定食を食べている、あきらかに僕より若そうなサラリーマンは横から見ると腹がとてもメタボリック、僕も最近はケッコウーなメタボリックで、「他人のフリ見て我がフリ直せ」じゃないけど、注文のラーメンは背油抜き、しかしビールにギョウザにチャーハンじゃ効果は薄い。

今日の写真は大阪の大川夕景。








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