REM art BOOK from S・TOMO

COMMUNICATION
REM art BOOK NO.14 
May 2021


 
読んでいても、結論が気になって先を急いで、読書を楽しむでもない。

少し、慌てている自分を意識する、多分、これは年のせい。

振られた話題に、時間がもったいない、自分には残り時間が無いのだから、

と、言うあなたは、その程度の段階にいる。

植木鉢の端っこに咲く、20センチほどの高さの茎と、程よい間隔で葉の上についた黄色い花の、配色とバランスの良さに感嘆して、

これを良いと思う感覚が、いつ自分の身についたのか考える。そこがスタートだ。

コロナの感染の海外のニュースを見るに付けて、人の反応の予想通りに、

まあそういうことも、あんなこともありなんと、合点する。


今、こうあれ、と期待していることは、多分、すぐか、もっと先にか、そのようになるのだろう。

後に、今願ったことを、忘れてさえいなければ、願いは叶っている。




  no13